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死後にまつわること

2020.06.08 07:00

【お迎え】

私たちが死んだ後、あの世へ誘致してくれるお迎え人がやってきます。


それは先に救済(逝去)された愛する人、もしくは親や祖父母。当人と強い絆があり、最も信頼できる魂が出迎えてくれます。


現世での死を受け入れ、あの世に行くことをスムーズにするためには、誰が迎えに行くのがいいのかあの世の計らいがあり、先に亡くなった懐かしい人のお迎えとなるのです。


因みに、親よりも先に子供が救済された場合、子供が親の迎え人となります。


【心象風景】

あの世はどうなっているのか? 生きている者からしたら永遠の謎でしょう。


死ねば理解できますが、あの世は心象風景なので、個々によって世界観は異なります。


ベタに花畑が広がっていると思えば、視界一面が色とりどりの花畑で埋め尽くされます。

また、クリスチャンの死者がキリストが現れ立派な教会で会えると思えば、本当にそれが顕在化して、キリストと美麗な教会がその者にとってのあの世となります。


繰り返しますが、死後の世界は心象風景。ですから、「こうなっている!」という定められた景色はないのです。

【透視】

死者は生者の考えていること、即ち心を読むことが可能になります。


なので、仏壇や墓前で死者への思いの丈を吐露すると、悪口であっても感謝の言葉であっても好意の思いであっても、それらは一切編集されることなく故人に届きます。


こちらの思いなどどうせ聞こえてないだろうと、高を括ってはいけません。

死者は死んだ瞬間から、霊能者の如く生きている者の心を瞬時に読めるのですから。


【滞在期間】

仏教で故人は49日こちらにいると言われますが、これは真理です。

現世への執着度合いによって、この期間は前後しますが大方49日でしょう。


颯爽とあちらへ行く者もいれば、何百年と成仏できず現世をふらつく者もいます。落武者の霊などがその代表格でしょう。


死を理解して受け入れれば49日であの世へ旅立てます。

そのためには生前から霊的真理を学び、物質欲から離れて「まだまだ生きたい!」という邪念を抱かないことです。