息子の肌あれ
2020.05.16 12:18
中学1年生になる長男は、3月頃から頭がかゆい、背中がかゆい、肘や膝の裏がかゆい。
全身のかゆみにイライラしていました。
卒業、
中学への進学、
不安と期待に揺れ動く心が、かゆみになっているような気がしていました。
肌の状態はひどかったです。
それでも大丈夫と思っていたのは、皮膚と心が繋がっていることを知っていたからです。
肌がこれほど荒れるのは、期待も不安も大きいのだろう。
それほど、この子にとって一歩踏み出すことは大きな意味があるのだろう。
皮膚科の先生にかゆみ止めの処方箋は出していただきましたが、あとは心配しすぎず見守りました。
『安定した心』はいいことだと思います。
自分の心を安定させることは私のテーマでもあります。
息子の心が揺れることは、安定とは逆のことと感じるかもしれないけれど、
心の揺れ幅が大きいほど、中心になるものが見つけやすい。
息子はまだ10代、自分を決めつけず、大切な軸となるものをしっかり掴む時です。
反抗期とか、成長期の不安定さは、やっぱり必要なゆらぎなのかも。
みずみずしい心で、痛みや弱さを知ることは、そこから気づくことが沢山あります。
ちょっと前までは
不安があるなら取り除きたい、
安全な道を歩んでほしい、と思っていました。
今は
一人ではないよ。
大丈夫だよ。
愛しているよ。
っていうことだけ伝えて、あとは自分で考えて、選んで、修正して、進め!って感じ。
その全部を見守るよ。という感じです。
そう思えるようになってから、
私の心配しすぎる心は静まり、
何があってもどーんと受け容れる自分がイメージでき、
息子のかゆみも治まってきました。
私の覚悟と息子の覚悟はリンクしているんだな、と実感しました。