ベタ足バッティングがカラダの捻れエネルギーを最大化
「石川貴之のラボ式トレーニング講座」のオンラインサロンでは、『トレーニング理論』 や 『カラダの作り方・動かし方』に関する記事を、毎日2,000文字〜3,000文字投稿しています。
とはいえ、内容がクローズドすぎて、「入会したらどんな記事が見れるの?」と、不思議に思っているヒトも少なくないでしょう。
その「不安感」を「ドキドキ感」に変換するため、10日に1回ほど、オンラインサロン内に投稿している記事を、ブログにアップします。
今日は5月3日(日)にサロン内に投稿した「ベタ足バッテイングが捻れエネルギーを最大化」を無料公開します。
こちらを参考に入会を検討いただけたら、うれしーです。
YouTube動画解説も特別に配信しますので、そちらもご覧ください。
▶︎ベタ足バッティングがカラダの捻れエネルーを最大化
こんにちは。
ロケットのネーミングが、『石川貴之トレーニング再興戦略 MOMO6号機』で飛ばされたら、「カッコいいな」と妄想している石川です。
ホリエモンのロケット延期にともない、クラファンが開始され、【MOMO5号機ネーミングライツプラン】が1,000万円で募集され、キンコン西野氏が支援し、おそらく『えんとつ町のプペル MOMO5号機』で飛ばされることとなりそうです。
さて、きのうお伝えした、【非対称性 × 日本版重心移動のカウンター動作】は、水平移動が大きいことでカウンター動作がとれず、エネルギーが抜けてしまう。
さらに、回転に適さない腹で捻転させるため、回転スピードが遅くなり、スイングスピードが遅くなってしまうのだ。
▽非対称性×日本版重心移動のカウンター動作デメリット
・カウンター動作がなく、エネルギーが抜ける
・腹回りになり、スイングスピードが遅くなる
それに対して、本著で推奨する【非対称性 × 韓国版重心移動のカウンター動作】は、どのようなメリットがあるのでしょうか。
▶︎カウンター動作を生む韓国版重心移動
結論からお伝えしますと、水平移動がないベタあしの韓国版重心移動こそ、非対称性の動作との組み合わせは最適なのです。
今日も動画を用意したので、先に見てから解説を読むと、わかりやすいと思いまーす。
▽1つ目の動画の解説
①両手を左上に伸ばす
②両肘を曲げながら、正中線を超えて右下に移動する
→左足ウラの外側で地面を押し、右に重心を移動させる
③両肘を曲げたまま、正中線を超えて左下に移動する
→体は開かず、左の股関節を締め、小趾球を支点に股関節を内旋させる
④両肘を伸ばし、曲げ戻しながら、正中線を超えて右下に移動する
→さらに小趾球を支点に、右足の股関節を内旋させることで、かかとが後ろにくる
⑤両手を左上に伸ばす
→カラダを開くことで、重心がフラットな状態では保てず、左足を外旋し開放させる
水平移動がなく、むしろカラダが後ろに戻っているように見えますね。
さらに深堀りしますので、なんとかついてきてください。
一つ目は、 『カウンター動作 = 胸椎の回旋』についてです。
みなさん、きおつけの姿勢から、左手を斜め上から右下に向かって、顔を動かさずに肘を曲げて、カウンター動作をしてみましょう。
すると、カラダが「やや右に回り」ますよね。
この「やや右に回る」範囲が、『胸椎が回旋する可動域』であり、その動く範囲は「ほんの少しだけ」です。
そのときに、顔を右に向き、カラダを右に開くと、頸椎と胸椎の捻れがなくなり、エネルギーが蓄積しません。
つまり、頭が左に回転し、胸椎が右に回転することで、捻れが生じ、エネルギーが蓄積するのです。
「ぞうきん」が絞られているのを想像すると、わかりやすいでしょう。
右手が頭で、左手が胸椎で、ネジリにねじると水が絞りでてきます。
さらに、カウンター動作は「対角線上の肩甲骨と股関節を近づける」必要があるので、左肘を右下に移動するときに、骨盤は左に回転することで近づきます。
つまり、胸椎は右に回るのに対し、股関節は左に回ることで捻れが生じ、エネルギーが蓄積するのです。(※夜に動画でイメージつけできるようにします)
友達の手を借りて、「ぞうきん」を3つの手で絞っているのです。
▶︎3箇所でカラダを絞ってみよう
▽友達の手を借りて、「ぞうきん」を絞ると
自分の右手が頭 → 右回転
自分の左てが胸椎 → 左回転
友達の手が股関節 → 右回転
こうしないと、三箇所同時には絞れず、一向に布に水が染み込んだままなので、みんなのカラダが「ぞうきん」だ思って「ギュッ!」と捻って見てください。
「ボキッ!」と折れて、柔軟性が大事だということが、理解できるでしょう。
これを、動画から読み取ると、下記の順になります。(※動きが下手でゴメンなさい)
②→頸椎と股関節は左に回転し、胸椎は右に回転
③→頸椎と股関節は右に回転し、胸椎は左に回転
④→頸椎と股関節は左に回転し、胸椎は右に回転
⑤→エネルギーが抜けたため、全て左に回転する
日本版重心移動では②でしか、対角線上の股関節を近づけることができませんでしたが、韓国版重心移動では、『3箇所でカラダの捻れを発生』することができるのです。
⑤でエネルギーを開放してあげないと、左膝も痛めてしまいます。
いかがでしたでしょうか。
ここについては書くことがありすぎるので、区分けしながら進めて行きたいと思います。
ちなみに、今日の文章は4時間かかり、過去最小文量なのに、過去最大の時間がかかりました。
コスパ悪いです。(汗)
これから神保町で1件だけ施術があるので、ちょっくら外に出てきます。
現場からは以上でーす。
↓ 動作トレーニング入門書もぜひ^^