仕事再開
こんにちは。お久しぶりです。日本は緊急事態宣言がほぼ解除されたようですが、再び感染が広まりそうですね。2ヵ月近くブログを書いていなかったわけですが、私も自宅待機になり特にネタもなかったからです(笑) 自宅待機は約1ヵ月でした。その間は私の会社が持つ翻訳の仕事を少し手伝っていました。そんなこんなしているうちに15日の金曜日から仕事に復帰してほしいとの連絡を受け、久々にお仕事に行ってきました。仕事再開と言ってもまだほんの一部だけで、出勤者の人数はかなり制限されていました。また、ソーシャルディスタンス確保のためか全体消毒のためかは定かではないですが、ロッカールームからいくつかのロッカーが抜かれていて、私のロッカーもなかったので朝は右往左往していました(笑) 日本人スタッフの出勤はまだなく会議はオンラインツールを使ったものでしたが、まだ慣れていない人も多くみんなでちょっとあわあわしていました(笑) 雰囲気は相変わらず緩かったです。
メキシコのコロナの状況が良くなったかと言うと、良くはなっていません。メキシコ保険省による情報だと5月14日時点で感染者40,186名。死亡者4,220名と日本よりも初感染が遅かったにも関わらず思いっきり追い越しました。やっぱりここでもメキシコ人の性なのか、自粛を守らない人もたくさんいます。各企業は力を入れて対策をしていて、工場やスーパーではマスク着用義務付け、検温、従業員へのフェイスガード配布など、結構厳しく対応しています。また各州政府も外出時はマスク必須、ナンバープレートによる外出管理などをしていますが、感染拡大が落ち着く気配はあまりありません。
こういう事情もありついにメキシコ-日本のフライトがすべて運休になり、日本の入国拒否対象国にもなってしまいました。実は5月末に日本への一時帰国を計画していたのですが、もちろん先延ばしです。
普段の衛生意識が低いのにこういう時だけ意識する人、こういう状況でも危機感のない人、やっぱりメキシコ人の国民性は謎です。学部生時代の教授の言っていた「仮面をかぶった国メキシコ」というのがよくわかります。
アメリカの方ではテキサス州では自粛解除になり、お店もどんどん空きだしました。渡航が限定されていた国境も20日から通常通りになるそうです。
日本と同様に休業や自宅待機をしている企業が多いので、私も同様に収入は減りました。しかし、自粛中で遊びにいくこともないので、出費も普段より少ないです。メキシコの工場では給料の50%支払いという対応が多いです。工場のライン作業は遠隔出来るものではないので作業員達は自宅待機です。一部では企業は100%の給料の支払いが必要と言う話も聞いたのですが、上司はそれは嘘だと言っていました。上司によると、仕事がなくて企業は最低賃金を支払えばよいということだそうです。それを考えると50%でも支払われるのはまだマシかなと思います。しかしながら、普段から少ない給料が半分になる+自宅待機ということで多くの人が困っているのが公共料金の支払いです。自宅に家族がずっといるので料金がかなり高くなってしまっています。この辺に各事業がどう対応しているかはわからないですが、みんなが共通して思っていることは「早く元に戻ってほしい」ということです。
さて、自宅待機していたこともあって特に面白い話もないのでそろそろ終わります(笑) あ、そうそう、自宅待機期間中にメキシコ3周年を迎えました。そろそろ誕生日なのですが、今年は大人しい誕生日になるでしょう。
みなさんも色々と気を付けて過ごしてください。