#脳科学 #志賀一雅 #コロナ自粛 免疫下げ感染増す
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志賀一雅
工学博士、株式会社脳力開発研究所相談役。地球と共鳴する奇跡の7.8Hzを研究。
著書に『奇跡の《地球共鳴波動7.8Hz》のすべて』(ヒカルランド)他多数。
株式会社脳力開発研究所 http://www.alphacom.co.jp/
文・取材=深月ユリア
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに』(明窓出版)大好評発売中!
自粛は免疫力を下げ、逆に新型コロナに感染しやすくなる!? 脳波研究の雄が「免疫爆上げトレーニング法」を伝授(インタビュー) 2020.05.11
5月末までの延長が決まった緊急事態宣言。
新型コロナウイルスの新規感染者は「減少傾向」にあるとされるが、本当に「人と人との接触を8割減らす」ための自粛が功を奏したと考えてよいのだろうか?
リモートワークが可能な企業は全国で2割にとどまるという指摘もあるうえ、朝の満員電車は軽減こそされたものの依然としてなくならない。
では、大事に至らない感染者が増えて「集団免疫」が獲得されつつあるのか?
現状、PCR検査数が他国と比べて圧倒的に少ない日本では本当のところは何もわからない。
日本の新型コロナウイルス対策に対しては批判の声も数多く上がっている。
■自粛効果の信憑性は?
日本を代表する工学者、中部大学総合工学研究所特任教授の武田邦彦氏は、YouTube動画でそもそも日本政府の「自粛」方針自体を痛烈に批判している。
その理由として、以下のような点を主張する。
・ 100万人あたりの新型コロナ死亡者数は、日本を1とすると、アメリカ87、フランス260、イタリア360、スペイン400で、日本の報道は騒ぎすぎている。
・ 新型コロナウイルスは物を経由しても感染するため、そもそも人と人との距離を1.5メートル空けることに重点を置いた自粛方針が間違っている。
・ 実は欧米の都市封鎖は効果がなかった。外出規制は都市全体を密閉空間にするため、患者数は増える。
武田氏の話が事実なら政府の緊急事態宣言による自粛は失策であり、現状はあたかも「効果が出ているように見せかけている」に過ぎないことになるが……。
この自粛ムーヴメントの背後で忘れられている真実に迫るべく、今回筆者は知人の工学博士で(株)脳力開発研究所相談役でもある脳波研究の第一人者、志賀一雅氏に昨年に続いてインタビューを敢行。脳科学の立場から現状を分析してもらった。
■自粛は免疫を下げる可能性
――よろしくお願いします。ズバリ、自粛に効果はありますか?
志賀一雅氏(以下、志賀) 日本人は「和を以て貴しと成す」と言われるように、欧米と比べて自己主張を控える国民性です。
ですから、強制力のない自粛要請でも割と素直に従いますね。
協調性のある平和的な素晴らしい性質と言えますが、果たして効果はあるか? という点は疑問です。
実際に3月に自粛を呼び掛けた後や、緊急事態宣言後にも感染者は増えてます。
私は医学が専門ではありませんが、脳科学の観点からすると、自粛は己を抑えることでストレス、不安、不満が増えてしまいます。すると脳幹のノルアドレナリン作動系の「A6」という神経核が活性化し、免疫力を抑えてしまいます。
――免疫力が下がり、逆に感染しやくなるということですね。
志賀 そもそも、毎年風邪やインフルエンザは流行りますよね。国内の去年のインフルエンザ感染者数は推定1000万人、死者数3300人。新型コロナは今、1万3232人、死者351人です(4月27日時点)。
インフルエンザの方がはるかに多かったのに専門家たちは騒がなかったのですよね。
――なるほど。新型コロナは未知のウイルスであり、ワクチンや発症を抑える薬がないという問題はあるかもしれませんが、事の重大性を実際に数値で比べてみると、今の騒動は少し不思議ですね。
では、脳科学的に免疫力を高める方法はありますでしょうか?
志賀 日頃の生活からのびのびと過ごす。美味しいものを食べる。
楽しく、明るく肯定的な思考を持つことです。何かに熱中することも免疫力を高めますね。
■免疫爆上げトレーニング法を伝授!
――病は気から。ストレスを溜めず、健全なメンタルでいることが重要なのですね。
志賀 はい。私がお勧めしている免疫力を高めるためのメンタルトレーニング方法がありますのでお教えしましょう。
就寝時、息を吸いながら心の中で「良かった」と思いましょう。
この時、脳幹のA10神経核からドーパミンが出るそうです。
次に、息を吐きながら「ありがとう」と思うと、今度は脳幹のA9神経核からもドーパミンが分泌されるそうです。
ドーパミンとは喜びや快感のホルモンのことで、これを続けるとアルファ波も強くなります。
さらに、毎日繰り返すことで条件反射のように身体の機能や代謝が活性化し、免疫力が上がります。
また、夜ぐっすりと眠りやすくなります。
逆に心配や不安を抱えながら寝ると、A6神経核からノルアドレナリンが分泌され、免疫力が落ちます。
免疫力が高まるという言葉の意味は、リンパ球のTキラー細胞が活性化することです。これが病原菌やウイルスを攻撃して排除してくれるのです。
――やはり大切なのは免疫力をつける日常生活。マスコミは煽りすぎですかね?
志賀 そもそも、コロナウイルス自体は以前からあったのです。
今回は新型で、性質がまだ十分にわからないという話で、もちろん正しく感染予防することは必要なのですが、人類は今までもさまざまなウイルスに打ち勝ってきました。
そして、人類にはNK細胞(※)もあるので、一度感染すると抗体ができます。
しかも、身体の中で一度できた抗体も、ウイルスの変異にあわせて変異するといわれています。
マスコミが大騒ぎして批判したK1も、営業を続けるパチンコ店でも現状クラスターは出ていませんからね。TVは不安を煽りますが、明るく前向きに過ごすことが大切です。
――ありがとうございました!
※ ナチュラルキラー細胞。ウィルスや病原菌を攻撃する免疫細胞のこと。
新型コロナを正しく怖がり、冷静に予防に努めることが重要だ。
錯綜する情報に右往左往し、一喜一憂して精神をすり減らすのでなく、どっしりと構えて楽しく・明るく・肯定的な思考をもって生活することは、新型コロナウイルスのみならず、あらゆる病の感染予防になることだろう。