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こまつ鍼灸院

『なかなか引かない捻挫の痛み。その正体は?』

2020.05.18 22:19


私、過去にはVリーグ(バレーボール)のトレーナーとして活動させて頂いていた経緯があります。


また治療院内でも県内強豪のバスケットチームの選手も治療する機会があります。

どちらにも多いのが捻挫!


特に 足関節の捻挫 です。


指導者の方からは、『捻挫は怪我のうちに入らない!』なんて事も時々耳にします。

今の時代かなり少数派とは思いますが🙅‍♂️


ただ、少し補足しますと、

大事に安静にしすぎるのも、実は良くないんです。

指導者の方はこの部分が経験的にあるのでは?と思っています。



✅『お医者さんが言う期間、安静にしていたのにまだ痛い』


✅『痛みはないけど、思ったように動かない』


などの声はよく現場で耳にします。


靭帯の回復過程で日数が必要なのは間違いありません。

なので1回鍼治療をして、痛みが取れたから動いて良いと言う事は基本的にあり得ません。


靭帯に圧痛がなく、それでも痛みが残る場合は、

固定期間が長かったり、リハビリ等をせず動かさなかったために周囲の筋肉が2次的に痛みを出しているケースが多いんです‼️😵


その悪さをする筋肉の一つがこちら!


↓図青い部分の『短趾伸筋』です。

特にこの⭕️部分に痛みが出やすいです。


この⭕️の上部が良く捻挫時に痛める『前距腓靭帯』なので、

靭帯痛と勘違いしやすい。

この短趾伸筋は捻挫後、反射で硬くなりやすく、固定期間等が長いとそのまま緊張が残りやすい印象です。


痛み⇆緊張の負のスパイラルに入るとなおのこと緩みにくい!!


そのような時は鍼治療やマッサージで鎮痛させる事が重要です。


長引く捻挫後の痛みは一度ご相談ください!


こまつ鍼灸院