2021神奈川県公立高校合格可能性80%基準値について昨年との比較や感想を述べてみる
毎年恒例の神奈川県公立高校入試についての情報が、天下のカナガクさん経由で届きました。毎度ありがとうございます。
元々はうちの塾でも使わせていただいている新教育(Wもぎ)さんのデータで、「首都圏高校受験案内」に載っています。こちらもありがとうございます。
以下が昨年の記事。今日は両方見ながら比べていきましょう。
神奈川県公立高校合格可能性80%ライン 2021(令和3年度)を見て
それにしても、「2021年度」=「令和3年度」ってまだなんか慣れないですね。なんてことを昨年も呟いていた気がします。
それでは早速近隣の高校の80%ラインをまとめた図表を見ていきましょう。
赤くなっている【内申】は学校の成績を指しています。二年生のものと、三年生のものを二倍して足したものですね。135点満点です。
詳しい内申の計算の仕方は二期制と三期制の子で違ってくるので、以下の表の左下部分で計算方法をご確認ください。
オレンジ部分の【偏差値】は集団の中での位置を示す数字のことです。テストの点数が平均値と等しければ偏差値50となります。自分の偏差値がどのくらいなのかは母集団によっても変わりますが、大体のものは模試などで確認すると良いでしょう。
また、神奈川県の入試について詳しく知りたいという方は、以下の記事をご参照ください。
それでは、続いて昨年度との比較をしてみましょう。図表の黄色が昨年度に比べてアップしているもの、青色がダウンしているものです。
参考までに昨年のものも貼っておきましょうか。
湘南鎌倉藤沢地域だけ抜き出してみます。
湘南 SS75 内申135 → SS76 内申135
鎌倉 SS64 内申120 → SS65 内申116
茅ヶ崎北陵 SS62 内申119 → SS64 内申116
大船 SS59 内申112 → SS59 内申110
七里ヶ浜 SS58 内申111 → SS57 内申111
湘南台 SS56 内申108 → SS55 内申105
藤沢西 SS57 内申111 → SS57 内申112
鶴嶺 SS56 内申105 → SS54 内申104
茅ヶ崎 SS52 内申101 → SS52 内申101
深沢 SS52 内申99 → SS52 内申99
藤沢清流 SS50 内申92 → SS49 内申92
藤沢総合 SS49 内申96 → SS48 内申96
茅ヶ崎西浜 SS44 内申81 → SS44 内申78
寒川 SS40 内申63 → SS39 内申63
上位層の偏差値が上昇し、中堅から下位層では内申偏差値ともに低下しているところが目立ちます。
昨年は学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校が特色検査を実施するなど大きな変革の年だったのですが、上位校は変わらず人気で倍率を維持し、下位校の多くは定員割れという二極化の傾向が見られました。その影響もあるのでしょうか。
僕が勝手に気にしているSOFTSの争いでは、藤沢西の躍動がすごい。新校舎や雰囲気の良さが人気の理由でしょうか。インクルーシブを始め倍率回復した湘南台や、このコロナ禍以前から行事減らす減らさないで右往左往していた鶴嶺の今後の動向も気になります。大船は「体育祭などでも髪染め禁止!」など厳しい校則がウリですが人気に歯止めが?七里ヶ浜があの最高のロケーションを武器に差を詰めている感がありますね。
やっぱり全体的に元気系が人気で、真面目系は倍率が落ち着く的な様相が見てとれますね。ただ、あくまで実感値ですが、合格実績なんかはやっぱり真面目系の方がちょっといい気がするんですよね。
今年はただでさえ先が見えません。
入試自体のスケジュールも出ましたが、はたしてどうなることやら。先行き不透明というやつです。
そんな時にできることはそう多くありません。そう、目の前の一歩一歩に集中して踏み出していくことです。
大まかな方向を決めたら、そこへ向かって目の前に集中して歩き出しましょう。先がどうなるかわかりませんが、今やるべきことをやりましょう。やるべきことって、もう何か分かっているでしょう?今までの復習を完璧に近づけたり、予習をしてみたり、課題をなる早で終わらせてみたり、長時間の勉強に慣れてみたり。できることはいっぱいあります。不明点は教えてね。
また、本来はこの時期ぐらいから始まる学校説明会など行けず不安な方も多いでしょう。以下の記事たちが少しでも参考になれば幸いです。
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