冠婚葬祭マナー⑥【葬儀へ参列　受付では？】

～今さら聞けない冠婚葬祭マナー～

第六回目の今回は

葬儀会場へ着いてからの

受け付けマナーについて

受け付けではまず

「このたびはご愁傷さまでございます」

と受付係の方へご挨拶をし深く一礼。

また続けて

「お参りさせていただきます」

などのひと言を添えるのも良いでしょう。

その後、

右手で袱紗を持ち、

左手で開き

（葬儀の袱紗は左開きにすること）

香典袋を取り出します。

袱紗を整え

文字がお相手の方に向くように

反時計回りで整え

香典袋は

袱紗の上に乗せて

両手で

お渡しします。

芳名帳(カード)に記帳する場合、

「正確な情報」で「丁寧な文字」で記入するように。

のちにご遺族が香典返しやご連絡に使用するものになりますので

是非心を込めて記入してください。

葬儀場では

大きな声は出さないように。

懐かしい友人や知人にお会いしたとしても

思い出話などで盛り上がることはご法度です。

またご遺族とお会いした時は

あまり親しく話しかけません。

深く一礼、

もしくはひと言かけるくらいでとどめましょう。

弔事用の袱紗の色は

紺、グレー、紺、深緑、鶯色などです。

「紫」は

弔事でも慶事でも使用できる色

とされていますので

一枚あると便利ですね。

正しいマナーと

落ち着いた所作で

故人を心静かにお見送りしましょう。

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