【コロナ関連】 マスクの粗悪品に注意を!
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、マスクが品薄状態になり近くのドラッグストアやコンビニでは手に入らない状況が続いていましたが、最近になり少しずつ供給が改善され街でも見かけるようになった方も多いのではないでしょうか。
そんな中、消費生活センターにはマスクに関する問い合わせや苦情が多く相談されています。内容は、【マスクの粗悪品】について...。
今回は、実際に起きた事例を含めてご紹介します。
・マスク粗悪品の状態は?
実際に確認された事例として以下のような特徴が確認されています。
○ヒモが切れている
○ヒモがつながっている
○ヒモがない
○ヒモが縫い込まれている
○ヒモの位置がおかしい
○マスクがシワシワになっている
○日本製マスクを模造した偽物
○表記の枚数が入っていない
など、通常では考えられないような状態で販売されていることもあるようです。
主にインターネット通販や路上販売での購入でそのような事例が確認されることが多いようです。
・なぜ粗悪品が出回っているの?
現在、中国ではマスク需要が落ち着き外国向けのマスク販売をビジネスとする方が多いようです。そのため、新規参入した小さな工場の多くは政府の認可を受けていないマスク工場だそう...。
そのような工場へのチェックが追いつかず、こうして日本でもマスクの粗悪品が出回っていると考えられています。
・マスク購入時に気をつけること
○箱や袋に輸入元と販売者の表記があるか確認する
路上販売で購入した事例では、外箱に中国製と書かれていたが製造会社も仕入れ先も分からなかったそうです。そういった場合、購入後に不良品が見つかっても返品や返金が難しいと国民生活センターは注意喚起をしています。
インターネット通販の場合、製品を直接確認することはできませんので、販売元や製造会社をよく確認して購入するようにしましょう!
・ネット通販では届かないトラブルも
インターネット通販ではマスクを注文し代金を払ったのに届かないという事例も確認されているそうです。
消費生活センターでは、詐欺グループによる偽サイトの可能性があるとして、ネット通販時も注意をするように呼びかけています。
大手通販サイトでも確認されていますので、安心せず出店者名を確認するようにしましょう。
・慎重に買い物を!
新型コロナウイルス感染拡大の前のように、充分にマスクが手に入る状態ではありません。引き続き、マスクの着用が感染対策のために必要となります。
使い捨てマスクを購入する際は、いつも以上に慎重に買い物をして粗悪品を購入しないように気をつけましょう。
また、貴重なマスクを正しく着用するようにしましょう!
【参考】
国民生活センター HPはコチラ