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車検の時に意外と焦ること。

2020.05.21 14:34

今日は3台まとめて車検に行ってきました。一台車検を受けにいくと二時間くらい移動と待ち時間、受験とかかります。一気に3台でいくと…これまた二時間。しかし一気にいくと焦ることもあります。しかもいきなりその場であれ?壊れた!?昨日まで動いていた部品が…そんなことが稀に(笑)


こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。


乗り手が変わることにより昨日まで動いていた部品がいきなり壊れる事があります。ボクはこれを

「バイクが風邪をひいた」

と言っております。


人間でも急に激しく運動したり、激務が続いたりすると慣れない環境で風邪ひいちゃう場合ありますよね?


実はバイクもそんな事があります。車検の時にバイク乗りのお客さんから預かった時や、オーナーが変わる中古車を引き渡した時。

中古車納車で整備して…試運転して手よし、完璧じゃん!と言っていたら引渡してすぐにあれ?この部品の調子が悪くなった…。たまにあります。


特に車検を受ける時、車検を受けるために前日にスタッフ2名でバイクのチェックをします。何故なら車検場にバイクを運び、何か車検に不適合な部分がでるとまたお店に戻り不適合な所を直してまた車検場に持っていって…余分に時間がかかってしまいます。


あれだけ前日に準備したのに…そんな事も起きたりします。今日なんかでも突然、あれ?ブレーキのストップランプスイッチがつかない??と(笑)


フロントブレーキレバーの下部にプッシュ式のスイッチが付いており、ブレーキを握るとスイッチがオンとなり電気が流れブレーキスイッチがつく仕組み。昨日まで動いていたのにー!!

とたまになるんですよね。まさに運が悪かったとしか言いようがない状況。このブレーキのストップランプスイッチは特に乗っていなかったバイクがストップランプスイッチが稼働していなかった時期が長いと固着してスイッチが戻らなくなるという場合があるんです。


こりゃダメだわ…と思っていたんですが、積載車に積んであった工具と接点復活剤のおかげでなんとか動くように。よく見たらプラスチックで作られているので割れてた。とりあえずそのまま使用はできるんですが、次いつ割れが広がりスイッチが本格的に動かなくなるといけないので部品交換が追加となりました。


あとよくあるのが最近社外部品で流行りのLEDナンバー灯。これまた接触不良が多い部品、そして焦って一番忘れてはいけないのが(ボクよくやる忘れものランキング1位)排気ガス証明書。

あれだけ机の上に準備したのにあっ、時間がないとバタバタしてお店に忘れてくるという…純正マフラーではあまり必要のない排気ガス証明書ですが社外マフラーでは車検の際に必須アイテムとなるんです。もっとどんくさいのが違うバイクの排気ガス証明書をもってくるというおバカさんもたまにやります(笑)


実は車検って緊張するんです。だって不適合になると時間がかかるし、そして何回も再受験するとまた余分にお金がかかるんですよね。

いやにテキパキ書類を準備して、そして車検を誰よりも早く効率的にできるか…実は誰でもできるのはできるんですが、短時間で合格するのって長年の経験だろうなと思います。

だってバイク屋さんが一日一台、車検を受けるために時間使っていたら仕事が停滞じゃうんですよね。

そうなると一回の車検で何台運んで全部合格してきて短時間に終わらせるか…誰とも競争してませんがボクの中では時間を車検場で短縮するのがマイブームとなってます。


多分、近隣のバイク屋さんと比べても早いです(笑)何故なら20年近く雨の日にも雪の日にも車検場にひたすらいってひたすら受験して…そりゃ20年も車検場行っていたら、主みたいなもんです(笑)

けど数えた事ないけど通算ボクが車検を受けたバイクって何千台になってるんだらうか…一回暇な時に数えてみよう〜♫多分とてつもない台数なんでしょうね。