落第忍者乱太郎 (20) 感想
コンニチハー!
実はわたくし、マスク大好きで一年の半分以上をマスクつけて過ごしているのですが、 花粉の時期を過ぎると流石に暑くなりますし、マスクをつける人もいなくなるので、梅雨時期から秋にかけてはノーマスクで過ごしてきました。
それが、
ついにこの時期に堂々とマスクをつけられる時代がやってきたということで、 こんな災難の中でも良いことってあるんだな、と噛みしめています(/_;)
マスク、大好き…!
世間ではマスクや消毒液が様々売られ始めましたが、その中でも接触冷感マスクなる夏用マスクも出回ってきましたね!
さっそくポチッてみたのですが、夏のマスク生活を快適に過ごせたらいいなと思います(^^)
さてさて、前置きが長くなりましたが(いつもだろ)
今回は祝★20巻!!!!
20巻はですねーー、全65巻の中でも大好きな巻なので、とっても楽しみにしていました(^^)
では本編へどうぞ!
第一章 勉強にあきたら海へ行こう
今回はタイトルを読んでわかる通り、
「海」が舞台の大事件が起こります…
ええ、そうです。
兵庫水軍活躍回!
今回は第三兵庫協栄丸さんのほか、
疾風(はやて)
由良史郎(ゆらしろう)
そして、蜻蛉(かげろう)のアニキが初登場!
どうも、ドクタケが水軍を作ろうと画策しているらしく、兵庫水軍から忍術学園へSOSが送られているようです…!
補習で一足早く学校へ来ていた乱太郎は、この急報をまだ自宅にいる山田先生に伝えに走るのですが、暗躍していたドクタケに遭遇してしまいます。
捕まってしまった乱太郎ですが、そこにはドクタケ忍者に扮している利吉くんが。
早くも潜入してるっ!!!
実は山田先生の家付近だったので、ドクタケ忍者がウロウロしているのを不審に思って探りを入れてたみたいですねー。
ここで、捕まってしまった乱太郎をうまく使って、ドクタケが作ろうとしていた安宅船(あたけぶね)という軍船の設計図を手に入れます。
さすが山田家!
第二章 ふたりはなかよし大作戦
一方、学園長先生にこの急報を伝えるべく、しんべヱも学園を出発していましたが、途中で大木雅之助先生に遭遇。
学園長に報告すると、今度は大木先生とともに「海へ行け」と指令を受けるのですが、ここでもドクタケ忍者たちがウロウロ…
なんと見たこともない形状の石火矢(いしびや)を見つけます。
フランキ
という名の、船上で使用する石火矢、つまり大砲だそうです。
第三章 船さえあればだいじょうぶ
安宅船の設計図を持った山田先生と乱太郎。フランキを目撃した大木先生としんべヱ。
双方、水軍の海へ到着します。
先に出発していた土井先生ときり丸と合流し、いよいよ兵庫水軍と協力して、ドクタケの野望を阻止するべく動き出します。
と、ここで裏眼(うらめ)という浦や海辺の道案内人が一緒についてきてくれるのですが、
鬼蜘蛛丸のアニキ!!!
そして、山田家に安宅船の設計図をすり替えられていたことに気づかなかったドクタケは、大量の恐竜さんボートを作っていました(笑)
この時点で既にドクタケの野望は潰えているよねw
第四章 人のはなしはよく聞いて
そもそも海上での組織の動かし方を訓練していないドクタケ忍者、恐竜さんボートの上で大混乱。
さらには忍術学園からの援軍も駆けつけ、恐竜さんボート、次々と転覆。
学園長先生が、潜水の得意な忍たまを援軍として送ってくれたようです。
それは、、
滝夜叉丸!
ていうか、滝ちゃん潜水も得意なんだねー。ホント優秀(^^)
第五章 自分勝手はきらわれる
第六章 戦争ごっこも楽じゃない
さてさて、ドクタケを海から追い出して一件落着♪かと思いきや、
援軍で来ていた二年生の三郎次&左近&その担任、野村先生。
何やら山田先生に知らせを持ってきます。
「学園長がまたとんでもない訓練を思いついたらしいんです。しかも!!学園にもどるのが遅いとたいへん不利になるとか…」
ええええ、少しの休憩も許されずに次の訓練へ突入するという、学園長の無茶振り…
でも、
ここからの話が実は私の大好きな回、
攻城夜戦(こうじょうやせん)訓練!!!
練習場にいくつかの城や陣地を作って、敵味方にわかれて10日間戦い抜くという訓練です。
例によって一年は組は帰ってくるのが遅かったため、売れ残った場所を陣地とすることになるのですが、味方が周りにおらず、極めて不利な場所での籠城戦となるようです…!
第七章 朝から晩まで食べ放題
土井先生、山田先生は初めての籠城戦にあーだこーだと指示を出すのですが、能天気な良い子たち(笑)
そうこうしている間に、ろ組が攻めにやってきます。
伏木蔵、孫次郎、怪士丸、平太。
担任の斜堂先生は「は組の城は深い谷を背にし、高い山を前にしており、こんな城は簡単に落とせる、と兵法書にあります」と説明。
は組にとっては本当に不利な戦いになるようですね^^;
しかし、
ここからさらに問題を引き起こしていく一年は組…苦笑
なんと火薬つぼを全部爆発させてしまう…!
金吾と兵太夫、かわいい。
だが大変危険だwww
こうして戦う前にすべての火薬を失ってしまうは組。
そして次は、しんべヱと三治郎が朝ごはんの当番でやらかしますw
しんべヱ基準でご飯を作ったので、10日分の食料を全部初日の朝ごはんとして作ってしまうという、、
「たいへんでしたぁ」というにこやかなかわゆい三治郎に萌えます(*^^*)だが気づけwww
ここで一年い組登場。
伝七&佐吉、偵察に行くのですが、作りすぎた朝ごはんを必死に食べるは組の様子を伝えます。作戦か、と勘ぐる安藤先生ですが、演技にしても尋常ではない様子に気味悪くなってしまう「い組」笑
第八章 オンボロ砦の十一人
さらに不幸なことに(いや、本当はただのドジ)、土井先生、山田先生が失格となり退場するというハプニングが発生!
さて、いいですか。
・火薬は全部爆発して使い果たす
・10日間籠城するための食料も使い果たす
・先生方が失格により退場
は組の良い子11人だけが取り残されてしまうという大失態です…(;´∀`)
どうすんのコレ?!
てな絶望的状況で、追い打ちをかけるように上級生までもが攻めてきます。
はいはい、四年生の三木ヱ門、滝夜叉丸の登場!
双方、反対側に位置する山の上から砦に砲撃を開始。あっちからもこっちからも攻撃がくる上、防ぎようがない一年は組はピンチに!
しかしね、
は組の良い子たち、次々と攻め込んでくる一年い組、ろ組、そして二年生、四年生をうまい具合にはねのけていきます。
これが本当に面白い。
「いや無理でしょ!」という状況からのドンデン返しが痛快で、
「落乱」って、こんなに面白いんだ…!
と改めて思ったのがこの20巻でした。
上級生もたくさん出てきますし、おすすめ巻です(^^)ぜひ読んでみてください。
最後に、
この攻城夜戦の〆にやってきた雷蔵&三郎をどうぞ↓