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©関愛子

2020.05.23 08:50


それまでゆるされていた自由が、自由でなくなった時、

そのことに、怒り、悲しみ、苦しんでいるうち、

目の前はどんどん暗くなっていく。

前が見えず、もがいているうち、周囲の明かりも一つ一つ消えていく。

私たちは、その不自由さに、絶望を抱えながら

心身を適応させていくしかないのだろうか?

全ての光を呑み込んでしまうような、

暗い深淵を目の前にして、

絶望を感じ取るのも、希望を見出すのも、

持ちあわせた感受性ゆえの、心の動き。

心拍数が上がり続ける暗がりの中、

突如、どこか遠くで弾ける、瞬く光と爆音に、

恐怖を覚えるのも、魂の躍動を感じるのも、

持ちあわせた感受性ゆえの、心の動き。

明るい中にいたなら見ることのなかった光。

賑やかな喧騒に囲まれていたなら聞くことのなかった音。

咲かせられる花という、暗闇の中に咲く光。

(この記事は、5月に起稿し、9月に公開しました。)