■SU-METALって?■
BABYMETALのVOCAL&DANCEを務め
るMETAL QUEEN。メーターを完全に振り切った破壊的歌唱力でメタルの神を降臨させるその姿は畏怖の念すら抱かせる。
BABYMETALは2010年結成のメタルバンドであり、2016年3月発売の2ndアルバム「METAL RESISTANCE」が全米ビルボードチャートTOP40入り(日本人のランクインは53年ぶり)するという前代未聞の偉業を成す等、実力で世界に斬り込む神バンドである。
メンバーはSU-METAL/MOA-METAL/YUI-METAL/神バンド(大村考佳/Leda/藤岡幹大/BOH/青山英樹/前田遊野)。
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ありがとうございます。
さて、ここで、
彼女らの共通点は、一度スイッチがONに切り替わると、日常の姿とは「まるで別人」になり、「何かが憑依している/降臨している」が如く、圧倒的存在感を放つ点にあります。
と既に述べましたが、それがわかるように画像で比較してみましょう。
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■平手友梨奈■
before
↓
after
(…上はともかく、下が怖すぎる。)
■SU-METAL■
before
↓
after
(…もはや一生勝てる気がしません。)
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いかがでしょうか。
さて、前置きはここまでとして本題に入ります。分析開始だ!!
まず曲の特性に注目してみます。
平手友梨奈の場合、(2016年現在)
最も別人に切り替わるのは、「サイレントマジョリティー」という曲中においてである。
前提として、彼女が所属する欅(けやき)坂46は、歌いながら踊る、というスタイルを採用しているが故に、
「踊りで何を表現するか」の「何か」は、「歌詞に込められたメッセージ(及び世界観)」という事になります。
(この点で歌詞の無い曲で踊る場合とは表現が全く異なるのも興味深い)
そして、
「サイレントマジョリティー」における、「歌詞に込められたメッセージ(及び世界観)」は、
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【つまらない大人に成り下がる生き方、大人に支配されながらただ群れるだけの生き方、を痛烈に非難し、そんな生き方を選択するなら、「君は何の為に生まれてきたのか?」と問いかけ、まだ誰も進んだ事の無い「戦いの道」を選択せよと迫る】
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といったものであり、
注目すべき点は、
「↑これを踊りで表現して下さい」
という難題が、
「14歳(中学3年生)の女の子」
に与えられた、
という事態そのものにあります。
たった14年しか生きていない(人生経験を積んでいない)普通の14歳(中学3年生)の女の子に、「サイレントマジョリティー」の歌詞が持つこのメッセージ(及び世界観)を表現するのは困難の様に思われます。
(例えば、つまらない大人の醜い姿に反吐が出たり、ただ群れるだけのクラスメイトに辟易した、という経験を持つ14歳は少数派でしょう。)
ここで平手友梨奈は、
「等身大の自分」や「生まれてからの14年間に獲得した程度の自分らしさや人生経験」
なんかではこの難題に太刀打ち出来ない事を察知し、
女優/俳優的なアプローチで、この表現に挑む事でブレークスルーを果たします。
女優/俳優という視点からすれば、
「自分以外の他者を演じる為に、(自分→他者の)スイッチを切り替える」
という事は「当たり前の事」であり、革新的でも何でも無いのですが、
「それをアイドルがやった」という事実が革新的であった為に、
「サイレントマジョリティー」における彼女は圧倒的存在感を放っている、といえます。
(ちなみに「存在感」というものは、「本来あるべきでない場所」に「ある」時に最も際立つのである)
そしてもう1つ注目すべき点は、総合プロデューサーの秋元康が、
この難題を平手友梨奈にぶつけた、という点です。秋元康は、平手友梨奈の「(自分→他者)スイッチを切り替える能力」という潜在的才能を察知し、彼女に難題をあえてぶつける事でその才能を開花させる、というプロデュースをした、といえます。
(園子温監督の様なやり方だなぁ、と私は思いました。)
話をまとめると、
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秋元康は、女優/俳優的「(自分→他者)スイッチを切り替える能力」を発動させなければ太刀打ちできないメッセージ(及び世界観)を持つ難題曲をあえて14歳(中学3年生)の女の子にぶつけ、彼女の潜在的才能を開花させ、その結果彼女は「まるで別人の如く憑依的な」表現を獲得し、しかもその作品を女優/俳優とは違うカテゴリーである「アイドル」として発表したが故に彼女は圧倒的存在感を放つに至った。
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といった感じでしょうか。
という事は、つまり、彼女の様な
女優/俳優的「(自分→他者)スイッチ能力」を獲得したいと思うなら、
その方法論は、
「等身大の自分」、「生まれてからの○○年に獲得した程度の自分らしさや人生経験」では到底太刀打ちできないメッセージ(及び世界観)を持つ難題曲
を見つけて、それを自分の課題曲とすれば良い、という訳です。
しかも、作品が女優/俳優業とは違うカテゴリーである程、「存在感」はより際立つ、という訳です。
以上で今回のブログは終了したいと思います。
本当はSU-METALについて熱く語りたかったのですが、長くなるので次回以降に持ち越します。
(SU-METALの凄まじさは、平手友梨奈の比ではない、という事だけ申し上げておきます)
長文にお付き合い下さり、本当にありがとうございました。