BPL Vol.17
2003年8月28日(木)
下北沢CULB251
▼警察
依知川副会長の挨拶で幕開け。
甲斐貴幸さん率いる「警察」の登場。「POLICE」のカバーバンドです。
ありそうでなかったですよね。甲斐さんのナチュラルのジャズベがいい音してるんです。
Drsの西川さん、まさに「日本のスチュアート・コープランド」切れのいいビートが印象的です。
Gの宮脇さんのカッティングもお見事の一言です。
甲斐さんのVoにもしびれました。
そういえば、お店の人に「警察のものですが・・・」と言ってぎょっとされてたのを私は見逃しませんでした。
▼GROOVE WEATHER
川添智久さんが登場、宮下智さんの「GROOVE WEATHER」を紹介します。
ギターの松下誠さんを中心としたインストバンドです。
結成初ライブとのこと。Drs松本幸弘さん、Key阿部潤さん、4人のGROOVEはまさに圧巻!
2本のジャズベ(1本はフレットレス)を弾きこなす宮下さんにBass小僧たちの視線は釘づけでした。
▼サブステージ1組目
サブステージ1組目は関西在住のメンバー泉尚也さんと竹本一匹(Per)のデュオです。
泉さんは5弦、8弦、2本のフレットレスを使いこなします。お二人は昨日初めて一緒に音を出したとか。
デジタルディレイで2種類のループを作ってそれにあわせてのソロ、
緊張したとおっしゃってましたが気持ちのいい音が響きました。
▼VON HALEN
キンモクセイの白井雄介さんが登場、
(司会をするのもメンバーの皆さん、これだけでも得した気分になります)
紹介したのは「VON HALEN」。登場から視線をひきつけます。
E.D.VONHALENのギターに皆、口あんぐり・・・エディもきっと驚くに違いない。
でぶっちょ・リー・ロスさん、あなたは偉大だ!カッコよすぎます。
開場は笑いと感動の渦。
アレ?くさい VONHALENとマイコロ・アンソニーこと地下室の会新メンバーのBoo宮沢さんのリズムもまさにROCK!
宮沢さん、ベースソロから「Runnning with the devil」のイントロに入るところは鳥肌もんでしたよ。
名曲「JUMP」で終了。Musicianの方々が大喜びしてました。
▼サブステージ2組目
そしてなにやらサブ・ステージに3つのベースアンプが・・・
サブ2組目はJimmy前田さん、長谷川淳さん、宮島朋之さんによるLed Zeppelinです。
3本のベースで歌も、ボンゾのフィルも、もちろんギターソロだってやっちゃいます。
もう。見事なアンサンブル。アイデアが素晴らしいのです。
長谷川さん、ベースでソロ完コピでした。Jimmyさんもボンゾのフィルをよくここまで・・・(涙)
宮島さんはベースパートを堅実に。3人のユニゾンソロは大爆笑!
ベースってこんなこともできるんだなとみんな感心。
ステージには中村梅雀さん、
「いやあ、今日は偶然にも仕事が空きました。」とおっしゃってましたが
休みをがんばってとっれくれたんじゃないかな?と推察致します。話はやっぱり素晴らしいのです。
あの声ですからね。紹介したのは・・・
▼レイニーズ・バンド
今回のトリは「レイニーズ・バンド」です。
57年のプレベを操るレイニー加藤さん、開場にいたベーシストの目の色が変わりました。
タイム感、リズムがレイニーさんならでは、というのでしょうか。
独特のリズム感なんです。ぐいぐいひっぱるというか、コンマ前でつかまれると言うか
表現するのは難しいのですが、その”感じ”がいいのです。
飄々としている風貌もさることながらやはりプレイにも
年輪というものがあるんだなとつくづく感じされられます。
5回目の出演のエルトン永田さん:Key(それもすべて違うバンドなんです。)
かれた歌声のカズ南沢さん、ボブ斎藤さん:Sax、ジュニア豊田さん:Drs、
庄司”タメ”厚人さん:G、竹本一匹さん:Per、コーラスの三松亜美さん、染谷由紀乃さん、
ウエストコーストを思わせる、ソウルフルであったかいステージ、ありがとうございました。
そして55人での打ち上げはすごかった・・・とだけ記しておきましょう。
※旧サイトより(表記もそのまま)