皆さん、こんにちは、エンパワーメント・コーチの廣川です。組織のチーム運営に悩む課長やリーダーを対象に、チーム活性化、業績目標達成のための情報を発信しています。今回一番伝えたい事は、仕事の本質です。

灯台下暗し

　私は先日、近隣のパン屋さんに行くのに、徒歩で片道20分かかりました。普段なら、車で行きますが、運動不足もあり、たまには歩いていくことにしました。普段は、車で通っている道ですが、歩くことで様々な事に気づきました。  おしゃれなカフェやちょっとした雑貨屋さん、昔ながらの定食屋さん等、車で走っていると気づかないお店に気づくことが出来ました。まさしく灯台下暗しの状態でした。効率性を求めて車で行けば、時間の短縮ににもなりますが、このようなお店を発見することが出来ませんでした。

業務効率と業務本質

　誰でも1度は、灯台下暗しのようなこと経験があると思います。私が感じたことは、仕事でも効率性を重視するあまり、やり過ごしてきた大切な事があるのではと考えます。また新型コロナウィルスの緊急事態宣言中は、テレワークや社内の会議も中止になったりと色々と変化がありました。しかし現在、その会議が行われなくても影響があったのか？なかったのか？恐らく会議の意味がなかったと答える人が多いと思います。では何のために会議をしていたのか？仕事の本質とは何かを考えさせられます。今まで、当たり前の思っていた業務や会議が、当たり前のことが出来なくなったときに、ことの本質は何かと思うことがあります。同時に今までの仕事のやり方は、無駄な事もたくさんあったと思います。その為に

①　本当に大切な事、日常業務を一旦立ち止まり、その業務の本質を見直す

②　本当に必要な仕事（業務）は何かを良く考える

これらを真剣に考える必要があると思います。今回の緊急事態宣言で感じた人も多かったと思います。

明日以降出来ること

　課長・リーダーの人達は、常に現場を見ているので、色々と忙しいと思います。今回、私の灯台下暗しの体験は、仕事の本質を見直す機会になりました。この出来事以来、1週間の中で1日は、何も予定を入れない日をあえてスケジュール化しています。その日は、普段やらない事を実行し、業務を見つめる日にしています。この習慣を実施したら、普段の業務のミスの予見を発見など気づかないことが発見出来ました。忙しく動きまわっていると目を見れない箇所がたくさんあると思います。いったん立ち止まり、振り返ってみることはとっても大切な事です。 焦らず、落ち着いてこそ、課長・リーダーとして振舞えると思います。 ちょっと単純な話題ですが、こういうことが何気に大切で、大きなことに繋がると改めて気づいた次第です。

 ・・・ということで、今日はこの辺で