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オンラインコミュニケーションのメリット・デメリットとは?オンラインでもリアルでも通用するコミュニケーション上手を目指そう!

2020.05.11 23:30

2020年春。新型コロナウイルスの感染拡大、4月の緊急事態宣言を受け、私たちの生活は大きく変わり、その変化が定着しつつあります。

生活様式そのものが変化し、検温やうがい・手洗い・アルコール消毒の励行は当たり前になり、食事や移動の際にはお喋りはできるだけ控え、ソーシャルディスタンスを保つことでパーソナルスペース・パブリックスペースの概念は変化しました。

ビジネスにおいても、オフィスに出社しないテレワークやリモートワークの浸透が加速し、テレビ会議システムを活用した会議、打ち合わせ、商談、研修、歓送迎会を含めた飲み会が当たり前になりつつあります。

リアルのみならずオンラインへ、働き方やコミュニケーションの場は、過去にないほどに急速に変化をしています。

テレワークやオンライン化が進むにつれ、「人と会う機会が減ってしまい、コミュニケーション不足を感じる」「オンラインでのコミュニケーションは、伝わっているか伝わっていないかの感覚が掴みづらく、難しい」などの声を多く聞くようになりました。

そこで、「オンラインでもちゃんと伝わる・繋がるコミュニケーションのコツ」のうちオンラインコミュニケーションのメリット・デメリットについてお伝えしましょう。


■目指すのはオンラインコミュニケーション上手ではありません!

オンラインかリアルか、は単に場の違い。

場が変わったら、緊張したり、躊躇したり、本来の力を出せなかったりしますよね?

それを克服する!

どんな場でも、自分の伝えたいことをきちんと伝えることができ、相手の話をちゃんと受け止めることができ、お互いの関係を良くすることができればいい。

そのために、まずは、その場のことをちゃんと知りましょう。

メリットやデメリットをちゃんと理解した上で、メリットを生かし、デメリットをカバーするコツを踏まえたコミュニケーションを心がければいいのです。


■活かさないともったいない!オンラインコミュニケーションのメリットとは?


1. 場所(所在地)に捉われない

世界中どこからでも参加できる、ということは何より大きなメリットでしょう。

このことを利用すると、普段会えない人やなかなか顔を合わせることが難しい人とも、テレビ会議システムを通じてFace to Faceのコミュニケーションが可能です。


2. 時間・経費を削減できる

リアルに会う、となると、移動時間がかかります。その時間を削減することが可能です。働き方改革に伴って生産性に注目される今、時間を削減したり有効活用できることはメリットです。

また、移動にかかる経費、会議室の経費、お茶代など、リアルではかかる経費を削減することができます。オンラインコミュニケーションのためのツールには無料ツールも多くあります。うまく活用できるといいですね。


3. 自分を見ながらコミュニケーションをとれる

これは、少し意外ながら、大きなメリットです。

普段、コミュニケーションをとっているときの自分の姿を見ていますか?どんな表情で、どんな喋り方で、どんな身振り手振りをしているか、自覚はありますか?

テレビ会議システムを活用すると、自分の姿を見ながら話すことができます。

表情が乏しかったり、口が開いていなくてモゴモゴしていたり、身振り手振りが小さくて忙しなかったり。

なかなかないいい機会です!

自分の様子をしっかり観察しながら、「こうやってみようかな」「ここを意識してみようかな」「相手の目にはどんな風に映っているかな」とより良い表情や印象を目指してみることをオススメします。


■オンラインコミュニケーションのデメリットとその攻略法は?

メリットある一方、当然、デメリットもあります。


1. 熱量が伝わりづらい

リアルなコミュニケーションでは伝わるニュアンスや雰囲気、空気感。これが、オンラインでは薄れてしまいます。本来の情熱、楽しさ、想いが十分に伝わりづらい。そう感じる方も多いのではないでしょうか。

小さな画面の中で、体温や醸し出す空気感を直接感じられない中で、いかに伝えるか、いかに相手にリアルに感じさせるか、が鍵となります。


2. 一方的なコミュニケーションになりがち

オンラインでのコミュニケーションでは、画面に集中するあまり、反応をする余裕がなくなったり、タイミングを逃してしまったり、ということがありませんか?そういう方が多いようです。中には、場所柄、反応するのが恥ずかしい、とおっしゃる方もいらっしゃいます。また、システムの特性上、一度にワイワイ話そうとすると、ハウリングを起こしたり、誰が何を言っているのかわからなくなったりもします。そうすると、ついつい一方的なコミュニケーションになりがちです。

せっかくのコミュニケーションの機会がより活性化するように、相手のリアクションを引き出すような質問の仕方やグラウンドルールの設定などの工夫が必要ですね。


3. 集中力が持続しない

PCやスマホの小さな画面を通じてのコミュニケーションでは、疲れが溜まりやすい傾向があります。インターネット環境によっては、話が聞き取りづらく、さらに注意力を求められます。リアルでの場と違って、離れたところから一人で参加するケースが多いこともあり、集中力が持続しづらいのが現実です。

そこで、オンラインコミュニケーションの場合は、休憩時間を増やしたり、時間を細かく区切った進行をすることで、メリハリをつけながら集中力を持続させる工夫をしてみましょう。


いかがでしょうか?

どんな手段であっても、一長一短あるものです。メリットは活かす、デメリットは攻略することが大切ではないでしょうか。

「なんとなく怖い」「難しそう」という感情が生まれる原因は、「知らない」ということかもしれません。

どのようなものなのか、メリット・デメリットを知って、それを踏まえたコミュニケーションを楽しんでみましょう。

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