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好きを思い出す

2020.05.26 07:32

こんにちは。アクセサリーのLumiereです。


私が住む茨城でも緊急事態宣言が解除され、美術館等も再開しました。

ということで、先日久しぶりに鑑賞してきました。

見てきたのは『平山郁夫 シルクロードコレクション展』です。

これ、行ってよかったです。




私は建築士として設計業務も行っており、大学時代は建築学科で勉強していました。

学生時代に楽しみにしていた時間があったのですが、それは先生たちが海外の遺跡など建築探訪してきた様子を写真と共にスライド上映しながらお話してくれる時間でした。

とにかく見るものすべてが新鮮で楽しくて、ワクワクとしたものです。

もっと色々な話を聞きたい、建物を見たいと思いました。

そして、いつかは自分も色々な建物を見に行きたいと思ったものです。

(というわけで私は旅先ではその場所にある建物を見ることも楽しみのひとつです。)


今回の企画展ではシルクロード各地を探訪した時の風景を絵画として見ることが出来ます。



それを見ていたら学生時代の好きだったことを思い出したのです。

昔好きだったことを思い出すことはとても癒しになりますね。



また、平山氏(巨匠をそんな呼び方するなとお叱りを受けそうですが。。。)の描く線のタッチと文字が好きと感じました。

文字や絵ってなんとなく伝わってきますよね。


企画展では絵画だけでなく、ご夫婦が集めておられたシルクロードの彫刻や工芸品のコレクションも展示されていました。

これもまたとても素敵でした。


今では遺跡自体が戦争によって破壊され、もう見ることはできなくなってしまった場所もありました。また治安が悪く、行くことが出来ない場所もあります。

いい時代だったのだなとしみじみと感じられます。



そしてご夫婦の形に感動しました。

美知子夫人はきっと誰よりも夫の郁夫氏のファンだったのではないかなと。

だから美知子夫人も絵を描いていたけれど、一家に画家は二人いらないと筆を折り、別の創作活動の道を歩み、夫を支えてきたのかなと感じました。


芸術って素晴らしいなと改めて感じました。


絵を見に行って、自分の原点とまでは言わないまでも当時好きだったことを思い出し、なんだかとても癒され、また創作活動に触発され、希望を胸に灯したそんな素晴らしい日でした。


お土産に可愛いスタンプを思わず購入してしまいました。

とにかく可愛い♡

こうして私のスタンプコレクションが増えていきます。。。



それでは、また。