33. 変態オヤジとロリータガールのロードムービー
おはようございます!
毎朝7時に更新している
#おうちシネマ
なんと・・
今日で最終回!!
コロナによる緊急事態宣言もひとまず解除されたしね。
私もお仕事がそろそろ始まりますので。
でもこの企画、かなり楽しかったので、今後も不定期で続けていけたら、って思っています!
これまでオススメを紹介してくれた方々の中に
複数の作品を紹介してくれた方達も結構いたので、
紹介しきれなかった分もおいおい紹介していけたらなーって思います!
というわけで、
今後もお楽しみに!!♡
で
最終回の今日は!
私の大好きな大好きな変態ムービーを紹介します。
賛否かなり分かれる作品・・・
こちらっ!!
ロリータ(1997年バージョン)
あらすじ(Wikipediaより引用)
イギリス人でフランス文学教授であるハンバートは、アメリカに職を得てニューハンプシャー州にやってきた。ハンバートはシャルロットという未亡人の家に下宿することにするが、シャルロットの娘である14歳のロリータに心を奪われてしまう。ハンバートは少年時代に恋人を亡くしており、ロリータはまさに彼女の再来であったのだ。
ハンバートはロリータと一緒に過ごすために、シャルロットと結婚し、彼女の義理の父親となる。彼はロリータに遠まわしに言い寄り、2人の仲は縮まっていくが、ある日ハンバートがロリータへの想いを綴った日記を見たシャルロットは逆上し、道路に飛び出して不慮の事故死を遂げてしまう。
ハンバートはキャンプ帰りのロリータを連れ出し、二人きりのアメリカ放浪の旅に出かけるのだった。そのうちロリータは興味本位から、ポルノ製作に関わるキルティという男と知り合う。ハンバートはロリータの異変に気づき、どんどん過保護になっていくが、それとは裏腹にロリータはハンバートから離れて行く。
ある日、体調不良を訴えて病院に一晩泊まることになったロリータは、隙をみて脱走してしまい、それっきり消息を絶ってしまう。数年後、彼女のもとから一通の手紙が届く。ロリータは結婚、妊娠しており、お金が足りなくて困っているという内容だった。ハンバートは彼女のもとへ向かうが、あの頃の魅力はすっかり衰え、青年と粗末な生活をしていた。ロリータからキルティのことを聞かされたハンバートは怒りに震え、キルティに復讐を遂げようと彼のもとへ向かうのだった。
1999年日本公開
アメリカ
エイドリアン・ライン監督作品
「ロリータ」はウラジーミル・ナバコフの小説を基に作られた映画で、1962年にキューブリックが映画化しました。
今回紹介したのは、1997年に作られたバージョン。
キューブリックバージョンの「ロリータ」はあまり印象に残ってない・・・汗
こっちの「ロリータ」が気に入っているのは、ハンバート役のジェレミーアイアンズと、ロリータ役のドミニク・スウェインの演技に魅せられちゃったからです。
ジェレミー・アイアンズは、完全に頭のおかしいイギリス人の大学教授のおっさんを完璧に演じています(笑)ちょっとした気の弱さを見せるところとかすごい上手なんだよなあ。
実際、こんな人が近くにいたら絶対に距離を置きたい変態なんだけど、気づくと、ジェレミー・アイアンズ扮するハンバートになぜか同情してしまってたりするんだよねえ・・
ロリータ役のドミニクはこの映画に出演当時は17歳。
でも14歳のロリータ役を最高にキュートに演じていた!!
無邪気な子供の仕草を見せたかと思いきや、急に大人の女子に変わる感じがドキドキしたわ。やばい、私こそ変態おっさん目線だね。。。
小躍りする場面とか可愛すぎて死にそうでした。
しかーし、
原作を読むと、嫌悪感しか湧いてこない・・
本当にやばい少女性愛者のおっさんたち(2名)がロリータを追っかける話し。。
でもそれが映像化されると、なぜか気になって仕方ない作品になってしまったという・・
現実にはあって欲しくないシチュエーションだからこそ
そんな場面を覗き見しているようなドキドキ感がたまらないのかもしれないです。
同時に、そんな感情を味わいながら、客観的に「自分の中の変態要素」に気づかされるわけです(笑)
この作品はU-NEXT, アマゾンPrimeVideoなどでご覧いただけます!
そんなわけで約1ヶ月に渡りオススメ映画をご紹介してきた
#おうちシネマ
いかがでしたでしょうか!
コロナ休みの間の時間で少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
私自身、みんなのオススメ映画を聞き、観て、
これまでどれだけ偏ったジャンルの映画ばっかりを見てきたのか、よーくわかりました!!(笑)
私にとって「映画」とは主に、「知らないことを知る場所」であり、「自分の中のネガティブを肯定してあげるためのツール」だったんです。
でも、すっごく当たり前のことかもしれないけど・・
映画って、エンターテイメント!!
もっと映画を楽しんでもいいんだな!って!(笑)
ジャンルや思い込みだけで、
「これは面白くなさそう!」って切ってしまうのは本当にもったいないなあ!って、思った!
これからはいろんな映画を見ていきたいな〜。
そして
「にじ」という場所を
色々な芸術活動を何らかの形でみなさんとシェアできる場に育てていきたいな!