ハンチントン病の介護者's Ownd

布団の共有

2020.05.07 05:30


以前投稿させて頂いた、【 妻との日常(2020.04) 】で触れました妻に添い寝をしている部分を取り上げさせて頂きました。





本来は





自宅介護と言うとこの様に、









介護ベットに患者である妻1人。落下防止に柵を設置。起き上がりや歩行が出来るなら、拘束にならない様に1部開けておいたり。





妻の場合は褥瘡予防に特殊マット(エアマット)を使用しているので、私がマットに手置いて体重を掛ける事も故障や破損の原因になりそうで怖いです。





介護経験者にビックリされる





ただ、私たち(強調:私だけでは無い)は寂しがり屋なので、なるべく枕を並べたいと思っています。





既に介護を経験されている方は、介護臭などをご存知だと思います。





これに関しては、私の感覚が麻痺してしまっているのか元々気にしない性格なのか判りませんが、あまり気になりません。





また、妻が患っているハンチントン病は不随意運動があるので、睡眠が浅くなると手や足が動き出してしまいます。





その為、添い寝をしていると付き添いの私の身体に手や足が当たり私も眠りから覚めてしまいます。





が、これも慣れなのか麻痺なのか次第に気にならなくなり、自然と避ける術と距離感を身に付ける事が出来ました。









なので、写真の様に全介助になった今でも妻と布団を共有しています。





特に冬場は寒いので、掛け布団とその上に掛ける毛布を共有する事が多いです。





ただ、防水シーツなどを活用して汚染防止の処置は行ってはいます。





私の寝床





先程も書きましたが、特殊マットに妻が寝る以外の力が加わる行為は怖いです。





その為、妻のそばで寝るにはその高さに合ったベットが必要になりました。





また、介護スペースと緊急時の搬出スペースも確保しなければならないので、据え置きベットでは無く折り畳みが出来る物を選びました。









現在使用している物は、アイリスオーヤマ様の 折りたたみベッド コンパクト 14段階リクライニング (OTB-MN) です。





このベットの高さだと低床ベットの最低位置に近く、幅も70cmなので場所も取りません。





狭いと思っていた時期は、片足だけ妻のベットに入れさせて貰っていました。





掛け布団は、 丸洗いが出来るダブルサイズ を横にして使用しています。









妻の不安を取り除く為、私の不安を和らげる為。出来る限り続けて行きたいと考えています。








心の声





・妻の介護度合が低い訳では無い。考え方・捉え方・優先順位の違い。





・何を当たり前にするのかは、それぞれが考える事。