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どろんこ怪獣現る?

2020.05.27 14:45

http://weblog.city.hamamatsu-szo.ed.jp/isami-k/2017/05/00107/ 【どろんこ怪獣現る?】より

明日、伊佐見小学校の5年生と田んぼに‘モミ蒔き’をする予定で、田んぼには水が入り、きれいに耕されています。その田んぼで、一足早くどろんこ遊びを楽しませてもらいました。

水が張られた田んぼを見て、「わあ。大きいねえ。」とわくわくした様子でした。

始めの一歩は、恐る恐る探るようにしていましたが・・・そのうちに

「わあ。冷たい!!」「何だかぬるぬるして気持ちがいい!!」

田んぼの中でしか味わえない感触を全身で楽しみました。

広い田んぼを走り回り、ぬるっとした感触に足をとられて転んでもニッコリ笑顔でした。

ラグビーボールも登場して、年長児は‘どろんこラクビー’でラクビーボールを追いかけていました。

https://indeep.jp/mechanism-of-excessive-disinfection-and-sterilization-destroing-human-lungs/?fbclid=IwAR0HCRMfM2CbwvAVGtb2phuSLEQcOd6bNZ2XcEIhgBR_sEDoMBi4DU2kI_A

【過剰な消毒と殺菌が「人間の肺を破壊するメカニズム」がわかった】  より

平衡を失った世界で

最近はテレビをつけても、再放送か、テレワークみたいな荒い画像の番組ばかりで、今は以前にも増して、ほとんどテレビ番組を見ないようになっていまして、そんな中、手持ちの DVD とか動画配信サイトの映画などを家族で見ることが多いです。

先日、食後にひとりでお酒を飲みながら、「これは懐かしい」と、久しぶりに見ましたのが、『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』という1982年のドキュメンタリー映画でした。すでに 40年前の映画ですね。

これは何と説明していいのかわからないのですが、ストーリーもナレーションも何もなく、Wikipedia の説明では以下のような映画です。

コヤニスカッツィ - Wikipedia

『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』は、1982年製作のドキュメンタリー映画。

この作品にはナレーションや台詞が一切挿入されず、一連の映像とバックに流れる音楽の提示という形式で統一されている。タイトルの「コヤニスカッツィ」とは、ホピ族の言葉で「常軌を逸し、混乱した生活。平衡を失った世界」の意。

これは淡々とアメリカの現代生活の様子が流されるだけの映画なのですが、見ているうちに、この、「常軌を逸し、混乱した生活。平衡を失った世界」という光景が浮かび上がるのですね。

当時の私は 18歳とかで、北海道から東京に出てきたばかりの頃でしたが、話題となっていたので見に行ったものの、「なんだべ、これ?」と首をかしげながら帰ってきた記憶があります。

それでも、この映画のほぼ全編で流れていたフィリップ・グラスという音楽家の曲が大変に気に入り、その後よく聞いていた思い出があります。

コヤニスカッツィ自体は、YouTube にもずいぶん以前から分割してアップされています。

・Koyaanisqatsi part 1

この映画のオープニングが、この記事の冒頭に載せました米ユタ州キャニオンランズ国立公園にある「ホピ族の壁画」なんですけれど、見ているうちに、何だか黒い人たちが離れて立っているように見えてきまして、「ホピもソーシャルディスタンスかよ」と思わず苦笑しましたが、このホピ族の壁画のシーンの後、映画は、アポロ12号計画のサターン V ロケット打ち上げシーンに移行していきます。

そして、「人類はいかに自然に介入し過ぎてきたか」が次第に映画の中で明らかになるにつれて、若かった私でも、さすがに、「この地球も長くないなあ」と思った次第ですが、今の世界を見ていると、「ああ、やっぱり長くなかったんだなあ」と改めて思います。

現在までの 2000年より以前の人類社会は、どちらかというと「自然に介入」していくことに積極的ではなく、自然と協調して生きていた部分のほうが強かったはずです。

それが、この 2000年ほどで、人類社会は、過剰に「自然への介入と支配とコントロール」の方に進んでしまい、今はもう取り返しのつかないことになっています。

過去記事でも、いろいろとその「自然への介入と支配の悪影響」については、記事にしてきましたが、その影響が壊滅的なレベルに達してきていることは、以下の記事などが、比較的よくあらわしているのではないかと思います。

人類の自然への介入がもたらした現実についての記事

・地球上の昆虫の減少が「カタストロフ的なレベル」であることが包括的な科学的調査により判明。科学者たちは「100年以内にすべての昆虫が絶滅しても不思議ではない」と発表

・地球の植物は、予測されていたより「500倍の速度で絶滅し続けて」いる。そのような大量絶滅局面の中で「人間の最大の共生者としての植物」を振り返る

・地球の水は人間の薬により、もはや死につつある。そして、この大洪水の時代に次は大地が浸食され、完全絶滅への道程はさらに進行するはずで

これらのような自然への介入の影響が激しくなったのは、皮肉なことに、先ほどのコヤニスカッツィが公開された「 1980年代から」でした。

そして、コヤニスカッツィの監督は、当時、気づいていなかったかもしれないですが、現状の地球で人類が自然に介入したことの中で、「最も地球に悪い影響を与えているもの」は「地球上での殺菌と消毒」だと私は確信しています。

ここには、農薬や一部の殺虫剤、あるいは、排水から環境に流入している抗生物質や抗ガン剤を含む医薬品なども含まれますが、要するに、「細菌やウイルスを殺す薬剤すべて」

が地球の環境を破壊しています。

それらは、地球の水体系に深刻なダメージを与え、あるいは、土壌に深刻なダメージを与え、昆虫たちは絶滅し続け、それらの微生物や昆虫類を食糧とする鳥類を含む大量の大型生物たちも絶滅し続けています。

現在、世界中で、衛生概念が地球の経済を破壊し続けていますが、それ以前から、それと同じ線上にある衛生概念が、地球の自然を破壊し続けてきました。

そして、現在、さらに、

・新型コロナウイルスに対しての屋外での大規模な消毒

・イナゴ(サバクトビバッタ)への対策

として、世界の広範囲で、おびただしい消毒剤と殺虫剤が使用されています。

それについては、以下のような記事でも取りあげました。

新型コロナウイルス対策としての「屋外の消毒」に関しては、WHO でさえ、「無意味だからやめるように」と通達していますが、いまだに続けられている国も多いようです。

世界保健機関(WHO)は5月16日、複数の国で実施されている路上での消毒剤散布には新型コロナウイルスを除去する効果はなく、むしろ健康上のリスクが生じると警告した。

WHOは、コロナ対策の一環で実施されている清掃や消毒に関する文書で、「路上や市場などの屋外で消毒剤を散布したり薫蒸したりすることは…消毒剤がほこりやごみによって不活性化されることから、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ウイルスなどの病原体を消毒する方法として推奨されていない」と指摘。

さらに、道路や歩道は新型ウイルスの感染原とはされておらず、屋外であっても消毒剤を散布すると「人間の健康に危険」を及ぼす恐れがある指摘した。(AFP)

同時に、WHOは、以下のようにも述べています。

また、人への消毒剤散布については「いかなる状況下においても推奨されていない」と強調。「身体的にも精神的にも害を及ぼす可能性がある上、感染者が飛沫や接触によってウイルスを拡散させる可能性が減るわけでもない」と説明した。

塩素などの有毒な化学物質を人に散布することで、目や肌の炎症や気管支けいれん、胃腸への影響が起きる恐れもあるという。

そして、「人への散布」ではないにしても、現在、日本を含めた世界中の人々が、これらと同じ性質を持つ薬剤で、「過剰で無意味な消毒行動」を取り続けています。

日本においても、公共施設やスーパーなどでは、「入店の際は、消毒液のご使用をよろしくお願いいたします」という放送が繰り返し流されます。こうなると、ほとんど半強制的なものですが、多くの人たちが言われた通りに、それで手を消毒しています。

上の報道で WHO が、 目や肌の炎症や気管支けいれん、胃腸への影響が起きる恐れもある

という物質を「自主的に、手に塗り込んでいる」わけです。

しかも、毎日毎日。

手というのは、人間の部位の中で「最も様々な部分に影響を与える」ものです。

手は人間の体のいろいろなところに無意識にふれるものでして、たとえば、体が痒かったら手でふれるでしょうし、目や鼻もそうですし、あるいは、いろいろな状況はあるだろうとはいえ、一般的な人たちは、食事の際には手を使うと思います。

つまり、「手に付着した物質」は、口を経て、体内に入る可能性が高いと共に、最近の環境では、「家中を常に消毒し続けている」という方も多いと聞きました。

その場合、「生活環境の大気中に、常に消毒液が散布されている状態」となっていると思われます。

WHO が、「目や肌の炎症や気管支けいれん、胃腸への影響が起きる恐れもある」物質が、日常の大気中に漂い続けているわけです。

新型コロナウイルス対策として、一般的に消毒剤として用意されているものは、第4級アンモニウム塩とか次亜塩素酸ナトリウムとか、いろいろとありますが、全部「人体に対しての作用としては同じようなもの」です。

ひたすら体に悪いのです。

そして、これらのような消毒剤・殺菌剤の最も重大な人体への作用のひとつが、「肺の損傷」です。

これは、以下の記事で、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所の共同研究について記したことがあります。

まあしかし、こんな In Deep のややこしい記事を読むより、たとえば、以下のような日本の医療記事のほうがわかりやすいかと思います。

お掃除アイテムに潜む健康への危険性

“キレイな家庭はハッピーな家庭” という格言のもとに生きているなら、これは変えたいと思うかも。

漂白剤や一般的な消毒液が、致命的な肺疾患のリスクを高める可能性を示す研究結果が発表された。事実、この研究は、定期的に化学物質を吸い込むことで、慢性閉塞性肺疾患 (COPD) を患う可能性が最大32%も増加することを明らかにしている。

アメリカのハーバード大学とフランスの国立健康医療研究所 が共同で行った30年にわたるこの研究は、アメリカ国内で5万5千人にも及ぶ看護師がこの疾患を抱えていることに着目したもの。

1989年以降、そのうちの663名が医療器具や表面の洗浄に最低週1回は消毒液を使用することを義務付けられており、2009年と2017年5月の間にCOPDであると診断されていた。

研究チームのリーダーであるオリアン・デュマスは、「漂白剤や第4級アンモニア酸といった消毒液は、一般家庭で広く使われている。消毒液の家庭での使用がCOPDの発症に及ぼす潜在的な影響についてはまだ知られていない」 と言う。(Womens Health)

この中で注目していただきたいのは、アメリカ国内で 5万5千人にも及ぶ看護師がこの疾患を抱えているという部分です。

つまり、さまざまな職種の中で「最も重大な肺疾患をおこしやすい職業のひとつが看護師」だということが、この研究が始まった理由なんです。

ふだん最も衛生に気をつかっている看護師さんたちが、次々と重症の肺疾患に陥るのは、なぜなのか。

そして、判明したのが、「 COPD の原因が、消毒剤にある」ということだったのです。

こういうものは、いわゆる家庭にあるハイターとか、そういうものと同じものです。

そのような日常的なもので、「 COPD が 32%増加」というのは尋常な数値ではないです。

COPD は、タバコ病と呼ばれていますが、喫煙者と非喫煙者に、こんな大きな差は出ません。

また、先ほどの記事では、以下のような記述もあります。

消毒薬の使用は、以前から、ぜんそくなどの呼吸器系の問題のリスクの増加と関連していることがわかっていた。

つまり、COPD だけではなく、「あらゆる肺疾患を増加させる」のです。

そのような劇物が、現在、多くの人たちが毎日手につけている物質そのものであり、そして、家庭によっては頻繁にそれを使って消毒しているのです。

あらゆるデータから、「消毒剤・殺菌剤が肺に悪い」ことは間違いがないことなのですが、しかし、「なぜ?」とは思っていました。

なぜ、消毒剤が肺に作用するのか。

そうしましたら、先日、中国杭州市の西湖大学から発表された論文を読みまして「ああ、この話と関係するのなら……」と思ったのです。

消毒剤が人間の肺を破壊するメカニズム

その論文はどんなものかといいますと、「新型コロナウイルスの感染性(感受性)は、その人の腸内細菌環境と関係する」ことがわかったというものなのです。

発表された論文のタイトルは、

・健康な人の新型コロナウイルスへの感受性の根本的な要因が、腸内細菌叢にある可能性がある

 Gut microbiota may underlie the predisposition of healthy individuals to COVID-19

というもので、「ある種の腸内細菌が増加すると、新型コロナウイルス感染症が重症化するリスクが飛躍的に上昇していた」ということがわかってきたというもので、あまりこの呼び方は好きではないのですが、いわゆる「悪玉の腸内細菌」の増加と、新型コロナウイルスの重症化が関係している可能性が非常に高くなっているのです。まあ、「悪玉」というような呼び方をしてしまいましたけれど、実際には、体内の細菌は、「バランスが大事」なわけで、いわゆる悪玉と呼ばれる細菌もまた善玉と呼ばれている細菌との共生関係にあります。

基本的には、私たち人類は、「生まれてから 2歳くらいまでに腸内で育まれた腸内細菌環境をそのまま維持していく」ことが大事なのですね。

しかし、現実には、現在社会は「腸内細菌を破壊してしまう物質であふれて」います。

先ほど消毒剤、殺菌剤のことを書きましたが、「腸内細菌というのもまた細菌」であり、つまりは、「消毒剤の過度の使用もまた、体内(体表)の多くの常在菌を殺している」という可能性が高く、つまり今回の中国の論文で論じられている可能性をうかがう限り、「過剰な消毒は、新型コロナウイルスの重症化を促進しているかもしれない」ということがいえそうなのです。

そして、もうひとつ、上の論文の中に引用されていた過去の医学論文を読んでいる中で、「なぜ消毒・殺菌剤が肺を破壊するのか」がわかったのです。

私が知らなかっただけなのですが、「肺にも常在菌がいる」のです。

ひとつは、2010年という 10年も前の Plos ONE に発表された論文で、・喘息患者の気道における無秩序な微生物群 Disordered Microbial Communities in Asthmatic Airwaysというタイトルのものですが、この論文の冒頭には以下のようにありました。

幼児期の豊かな微生物環境(常在菌環境)は、子どもを喘息から保護する。

しかし、肺や気道内の細菌環境というのは、調べにくい部位なのか、はっきりしていない面があったようなのですが、2017年の以下の論文では、「肺の細菌」についての研究が行われました。

・腸と肺、そして免疫、および肺がんの関係

 Desired Turbulence? Gut-Lung Axis, Immunity, and Lung Cancer

この論文の序文には、以下のようにあります。

最近、腸内微生物叢と肺の微生物叢の間の対話が発見された。このことにより、微生物の構成または機能に関係なく、体内のある部分の変化が他の部分に影響を与える可能性があることが示されている。

なんと、「腸内細菌と、肺の細菌はコミュニケーションをとっている」というのです。

まあ、このように「体の各位の微生物集団同士が連携している」ということ自体は驚くことでもなく、たとえば、以下の記事で取りあげたことがありますように、「脳と腸内細菌群は物理的に《直結》している」ことがわかっています。

人間は脳で考えていると思いがちですが、この記事のタイトルにありますように、その脳に「思考や精神状態の指令」を出しているのは腸内細菌である可能性が高いのです。

先ほどの論文では、マウスの実験で、「肺の微生物構成と疾患率」に相関が見られたことが記されていまして、ここから考えると、「消毒剤が肺疾患を増加させるのは、空気中のそれらが肺内に入ったことによる肺内細菌環境の毀損」であるのではないかと確信した次第です。

先ほど、アメリカでは、看護師さんたちの肺疾患の率がとても高いということについてご紹介しましたが、病院は基本的に「常に消毒殺菌する場」であるわけで、大気中に消毒剤が漂っている時間がとても長いようにも思います。

そして、ここから考えられるのは、病院で最も頻繁に消毒されるのは、入院患者の方々がいらっしゃる「病室」だと思われますが、そこが頻繁に消毒されることから、「入院している人たちも肺疾患の高いリスクを抱えている可能性がある」と思われます。

なお、先ほどの論文で興味深かったのは、「肺ガンの治療にプロバイオティクスによる腸内細菌環境の改善」があることが研究されていることでした。

専門用語はわからないのですが、以下の記述があります。

ビフィズス菌のカクテル(B. bifidum、B。longum、B。lactis、およびB. breve)を経口投与すると、PD-L1 特異的抗体療法と同程度に腫瘍制御が向上する。

この 2つの治療法を組み合わせると、腫瘍の成長は事実上、止まり、T細胞の上流の免疫応答に改善が見られた。

興味深いのは、「肺ガンという肺の疾患に」対して、「経口、つまり口からプロバイオティクスを服用している」のに、「肺ガンの成長が止まった」とあることです。

ここから考えますと、あるいは、身体のあらゆるガンも他の病気もそうですけれど、おそらく身体のすべての常在菌や微生物は「連携」しており、部位と関係なく、体の常在菌などの環境を改善していくことは、すべての疾患によいのではないかと思いました。

そして、すべての部位の細菌が重要だとはいえ、体内で最も細菌の数と種類が多いのが腸であることは間違いないですので、まずは、

「腸内細菌環境を改善する。あるいはすでに良い人は、それを維持する」

ことが、すべての病気と感染症に対して、最も簡単にできる対策なのではないかと思った次第です。

そういうことからも、このブログを読んで下さっている方だけでも、適度な消毒ならともかく、消毒剤を使った過度な殺菌にはお気をつけいただきたいと思います。少なくとも、「大気中に消毒剤が噴霧されて肺に入るような状況」は徹底的に避けるべきだと思います。

本当は、もっと影響力のある方々がこのことを述べて下さればとは思っていますが、現在のメディアの状況からは、それもなかなか難しいのかもしれないです。


https://www.excite.co.jp/news/article/Mamatenna_35292/?fbclid=IwAR2b1q-Mhc5D0fz7AA0Jqmpx63cF15ksq_OL7GGVYKv4FllrTZnvN75ndJQ 

【実は健康的?泥遊びの意外な効果】  より

子どもたちが大好きな泥遊び。洗い物が大変で、衛生的にも不安と考えているママは多いはず。しかしこれからの梅雨の時期、子どもたちにとっては泥遊びも貴重な楽しみ方の一つです。実は、泥遊びにはメリットがあることをご存知でしょうか? これを見れば、泥遊びに対するイメージが変わるかも?

●免疫力がつく

小さい頃に、多くの菌に触れておくことは、免疫力に大きな影響があります。大人になると、「泥=汚いもの」と認識してしまいがちですが、子どもの免疫力を高めるためには絶好のチャンス。土の中には沢山の雑菌がおり、土に触れることでそれらの雑菌に対する抵抗力を養うことができるそう。

また、泥遊びとなると、必然的に屋外で遊ぶことになります。梅雨とはいえ、雨にあたっていると、肌寒いもの。屋外で遊ぶことで、寒さにも慣れて丈夫な体を作ることにつながるそう。家の外で泥遊びをすると、自然と風邪をひかない強い体になっていくんですね。ただし、風邪をひいてしまう恐れもあるので、「雨具を着せる」「長時間やらせない」「すぐに着替える」など、対策は忘れずに!

●体力がつく

水をたくさん含んだ泥は意外と重たいですよね。それを飽きずにずっと持ち上げたり、かき混ぜたりしている子どもたち。実は、それがかなりの運動になっているのだとか。自分が楽しいと思ってやっていることは、疲れも忘れて夢中で続けます。結果的に運動で体を鍛えるよりも効果的に体力を鍛え、集中して遊ぶことで、集中力や感性を高めることができると言われています。

●精神面での効果

泥は色々な形に姿を変えてくれます。ご飯やおにぎりを作っておままごともできますし、車や家、頑張ればお城も作ることが出来ちゃいます。子どもの想像次第で、どんな物でも作れてしまう泥遊びは、子どもの想像力を育てるのにも最適ですね。

さらに砂や泥の独特のザラザラした手触り。この触り心地は、セロトニンというリラックスをさせるホルモンを分泌させることがわかっているそうです。セロトニンは、鬱病の予防にも効果があると言われており、情緒を安定させる効果も期待できそう。現代社会は子どもすらストレスを抱えると言われているので、泥遊びがストレス発散にも一役買ってくれるかも?

子どもが水たまりやドロドロの土に寄っていくと、ついつい叱ってしまうママは少なくないでしょう。しかし、泥遊びでさえも子どもにとっては貴重な体験。童心にかえって、一緒にやってみるのもいいかもしれませんよ?

(文・姉崎マリオ/考務店)