南留別志283
2020.05.28 08:42
荻生徂徠著『南留別志』283
一 「こうじたり」とは、困の字なり。田舎人は「ごちたり」といふ。
[解説]前段と同じく、音読みがそのまま訓読み同様になった例として挙げている。「困」は「コン」。「こんずる」が訛って「こうずる」となった。徂徠のいう田舎とは、かつて10年余り暮らした上総地方を指すことが多いが、この言葉については不詳。
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一 「こうじたり」とは、困の字なり。田舎人は「ごちたり」といふ。
[解説]前段と同じく、音読みがそのまま訓読み同様になった例として挙げている。「困」は「コン」。「こんずる」が訛って「こうずる」となった。徂徠のいう田舎とは、かつて10年余り暮らした上総地方を指すことが多いが、この言葉については不詳。