【運営上の効率化を!】
新型コロナによる営業自粛等で影響を受けた中小企業への給付支援として、国では「持続化給付金」、千葉県では「中小企業再建支援金」を実施しているところで、どちらも「電子申請」ができますし、必要な添付書類がほとんど一緒です。
そのため両方とも対象となる申請者の方々からは「二度手間にならないように同じタイミングで申請できれば便利だね」という声がいくつか寄せられています。
また同僚議員へは『千葉県の支援制度が電子申請を推奨しているのならば、「持続化給付金」と同じように『捺印』は不要ではないか?」との要望が寄せられています。
国の「持続化給付金」では、ご自身で電子申請を行うことが困難な方をサポートするために、「申請サポート会場」が全国各地に順次開設されており、サポートに携わる関係者からの情報では、申請書類を事前に書いておいて、必要な添付書類を持参すれば、担当者が15~20分程度で代理入力してくれ、最後に決定の「Enter」を申請者自身が押すだけと、非常に早くて便利な手続きになっているようです。
できればここで県の「中小企業再建支援金」も併せて手続きができれば一石二鳥になりますが、この考えは虫が良すぎでしょうか?
またその他、経営や申請に関しての相談をした際に、金融機関や士業の方々から、県の制度を「知らない」とか「教えてもらえなかった」といったことも少なからずあるように伺います。これももったいない話です。
こういった現場での非効率な現状を改善するためにも、あらゆるチャンネルを活用して周知し、もれなく簡便に申請が出来て、支援制度をより多くの事業者の方々に活用していただきながらコロナを乗り切っていただくためにも、県にしっかりと働きかけていきたいと思います。
また、市町村において何らかの中小企業への独自支援を行い、相談等の窓口を設けているところには、国と県と市の申請が同時に行えるようにご尽力いただきたいと切に要望します。