香りについて①

ー動物性の香りー

先日、あるお客様が好きな香水について話をされていました。

精油で香水を作ることも可能ですが、香水は香りの強さも持続時間も精油とはだいぶ違いますよね。

香りを分解すると、精油にも香水にもして使われている香りがたくさんあります。

オリエンタル系の香りだとサンダルウッド、バニラ、ミルラ、クローブ、シナモンなどでしょうか。

フローラル系の香りだとジャスミン、イランイラン、ローズなどがすぐ浮かびます。

シトラス系だと、レモン、グレープフルーツ、ライム…などなど。

香水というと、私はムスクの香りを思い浮かべます。

なぜ「ムスク＝香水」の構図が脳で作られるかと言うと…

私の中学生時代のある経験によるのだろうと思います。

田舎ながら、私の中学の同級生の男子にお洒落に目覚めてが香水をつけて学校に来た子がいたのです。

中学生なので、限度（または、香水の適量？）と言うものを知らなかったのでしょう。

教室中が強烈なムスク香水の香りが充満したのです！！！

私もその強烈な香りにはクラクラしました。彼は、クラス中の生徒から大ひんしゅくをくらって、水で洗ったりしていましたがそう簡単に香水の香りは消えませんでした。

「香りについて②ー動物性の香りー」につづきます。