エネルギーと三大栄養素
エネルギーはどこから来る?
ヒトは常にエネルギーを消費して生命活動をしています
その必要なエネルギーは摂取した食物から得ていいます
三大栄養素
栄養素を食物の消化吸収によって取り入れ
生命活動を行ったりカラダを維持しています
その中で
糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質
は三大栄養素と呼ばれています
これらは高分子の化学物質なので
分解される際のエネルギーを我々は利用しています
三大栄養素はお互いに干渉し合いながら
エネルギーを作り出すことになります
栄養素にはその他
ビタミンや無機質
これらは生命維持や物質代謝を正常化する働きがあります
引用文献:
貴邑冨久子ら.シンプル生理学(改定第5版).株式会社南江堂.2006年
推奨される摂取量は?
どれくらいそれぞれの栄養素をとればいいのでしょうか?
食事摂取基準(DRIs)では50種類の栄養素(ビタミン14種類、ミネラル18種類、主要栄養素および関連の食品成分)について推奨量を示しています。
主要栄養素とされる3つの重要な栄養素の摂取量は以下で示すように推奨されています。
1) 炭水化物(糖質)
1日の総カロリーの45~60%を炭水化物から摂取することを推奨している。
(食物繊維:若年男子38g/日・同女子25g/日、ケトーシス予防:50~100g/日)
2) タンパク質
一般成人男女では体重1㎏当たり0.8g、選手では一般的に1㎏当たり1.5~2.0g
3) 脂質
一般人は総カロリーの20~35%を脂肪から摂取し、このうち飽和脂肪酸を10%未満(総脂肪摂取の1/3)に抑える。
引用文献:
NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング 第4版
代謝
栄養素がエネルギーにどのように変換されるか?を知っていると
✓糖質制限ダイエット
✓ケトジェニックダイエット
✓プロテイン摂取は太る?
and more
に関しての理解を深めることができます
筋肉や脂肪細胞に蓄えられていた物質を直接もしくは肝臓を介しエネルギーを作り出すことになります。
この時多くの方々筋肉は落とさずに脂肪だけを落としたいと思うでしょう。
筋肉から供給されるタンパク質は筋自体を分解して作り出しますので
筋肉内のエネルギーが枯渇すると筋肉は分解され小さくなってしまいます。
この事からも如何に筋肉内のエネルギーを満たし続ける重要かがわかると思います。
つまりタンパク質を多く摂取し血中タンパク質濃度を高く維持しなが、炭水化物・脂質を制限すれば多くが脂肪細胞とし蓄えられてるので脂肪のみが少なくなっていくのです。
しかし最近は炭水化物を極端に制限しながら脂質・タンパク質を積極的にとっていくケトジェニックダイエットが流行っています。
ケトジェニックダイエット
エネルギー算出には血糖が不可欠です
この血糖が少なくなってしまった場合、ケトン体が同じような役割を果たします。
体を動かすガソリンを血糖ではなくケトン体に担わせる!とします
エネルギー源である糖質やタンパク質を制限すると、残された脂肪細胞を利用するほかなくなります
脂肪細胞を使わざる得なくなるよう、糖質を制限して脂肪をかなり多く摂ることでカラダに備蓄された脂肪細胞の代謝を上げて減らしていく
こうすることでケトン体をメインでエネルギー産生しましょう
と言うのがケトジェニックダイエットの概要です
つまり
『体を動かすガソリンを血糖からケトン体に変更しよう!そうすればケトン体の元である脂肪は減るよね』
と言う考えのダイエットというわけです
糖質制限ダイエット
糖質制限ダイエットはケトジェニックダイエットよりシンプルです
単純にエネルギー源である糖質を減らすことで過多に摂取された結果脂肪細胞として溜め込まれるのを防ぐことが主たるメカニズムになります
また脂肪細胞の代謝をケトジェニックダイエットよりは効果は低いですが高まる作用も働くと考えられます
引用文献:
貴邑冨久子ら.シンプル生理学(改定第5版).株式会社南江堂.2006年