カブトムシ
2020.05.31 09:35
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和名(わめい):カブトムシ 学名(がくめい):Trypoxylus dichotomus
●全長(ぜんちょう):30mm~50mm(角を入れると50~70mm)前後
●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州・沖縄
●見られる季節(みられるきせつ):6~9月
●生態(せいたい):平地から山地の雑木林などで見られるコガネムシの仲間。日本に生息するコウチュウの仲間では最大クラス。北海道には自然分布せず、外来種として定着している。雄は頭部と胸部に角を持ち、頭部の角は立派で良く目立つ。雌雄ともにがっちりした体格で黒褐色~赤みがかった褐色。食植性で幼虫は腐葉土を食べ、成虫は樹液や腐果などを吸う。夜行性であり、日没から早朝にかけて活動し、日中は土中で休む。
●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では広く分布し、市街地の街灯などに飛来することも珍しくない。幼虫はやや山地沿いの二次林の林床を掘るとよく見つかるが、農耕地の堆肥から見つかることもある。昆虫の王様として昔から子どもたちに人気があり、愛玩動物としてよく飼育されている。一方でかご脱けによる逸脱や意図的な放飼もあり、場所によっては国内外来種となるので注意が必要。
ギャラリー
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