2020/5/31 ホメオパシーで花粉症緩和 in 2019 vol.1
6年前、欧州に来てから、突然重度の花粉症に。
元々アレルギーはあったが、日本では全く症状は無し。
ドイツで受けた、アレルギーテストによれば、
欧州の植物(草花)に強く反応している、とか。
特に目の痒み、鼻詰まりが半端なく、夜も寝れずに日常生活にも支障をきたすほどだ。
今年もこの苦しい季節がやってきた。
【※今年は、コロナのため、ホメオパスにもかかれず、一昨年同様の抗生物質に頼って症状を抑えています。】
ドイツの医師Hahnemann(1755-1843)氏によって発見されたホメオパシー。漢方薬や抗生物質が主流の日本では馴染みが薄い。
一方発祥国のドイツでは、一般の薬局にも大抵ホメオパシーのレメディーが並んでおり、家庭の救急箱にも必ずある、身近な存在。フランクフルトでは、私も不妊治療用に市販のレメディー(3-4€程度、身体全体のエネルギーUP目的)を飲んでいた。
英国も、ドイツに次ぐホメオパシー大国。
エリザベス女王やチャールズ皇太子もホメオパシー愛用者として知られるし、専門病院も多く、医療免許を持っているホメオパスもかなりいる。(英国全体で数千人のホメオパスが在籍しているとか。)
そんな、ホメオパシーとは?
具体的には、症状に応じて、
植物や動物組織、鉱物からのエキスを水で100倍希釈したものを10〜30回振盪し、(例、10の60乗倍希釈レベルに)砂糖玉に染み込ませた”レメディー”(冒頭写真:直径5mmほど白い玉)を摂取する。
⚫︎ホメオパシーとは?
(以下、「一般社団法人日本ホメオパシー医学会」のサイトより抜粋↓)
現在世界の80カ国以上で用いられている補完・代替医療(CAM)。特に欧州では約30%のセルフケア利用率を含め、発祥国のドイツでは家庭医全体の75%がホメオパシー薬を処方している、日本における漢方のような存在です。
ホメオパシーは、本来、体に備わっているといわれる自己治癒過程に働きかけ、病気の人が全体のバランスを取り戻し回復していくと考えられています。疾患や症状よりも病気の人、その“人”に焦点をあて、オーダーメイドの個別性と多様性を特徴とする全人的(ホリスティック)な医療です。
昨年お世話になったホメオパスの方は、イギリス人の旦那さまがいらっしゃる、日本人のHさん。
フラワーアレンジメントのレッスンメイトの気さくで素敵な方。イギリス人のご主人とのご結婚での渡英後に勉強をスタートされたのだとか。
ドイツにいた頃から興味があったホメオパシーのコンサルテーションを日本語で受けられるのが嬉しく、お願いさせていただく事にした。
早速、花粉症がピークになる直前の昨年4月初旬、英士(8ヶ月)を抱っこ紐に入れ、ご自宅にお伺いさせて頂いた。
初回コンサルテーションは約2時間ほどで、”花粉症の自覚症状”と、”どこからその症状が出て来ているのか”(体調の詳細や精神状態、既往歴や家族歴など)についてヒアリングされる。
今の症状とは一見無関係に思われるようなことも、レメディを選択する上では重要となるという、カウンセリング。
自分の考えや短所や長所、考え方のクセなどについても、聞かれるままに話させて頂いた。
次回は、処方されたレメディーとその効果について書かせて頂きます。