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ざまクリニック所沢のブログ

介護サービス利用者 6割超 心身に衰え 利用控え響く

2020.06.02 09:02

今年は全世界の高齢者 受難の年。




朝日新聞より。


介護サービス利用者の6割超

心身に衰え 利用控え響く




新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、

在宅の高齢者が介護サービスの利用を控え、

心身の衰えが広がっている可能性があることが、

介護従事者を対象にした調査でわかった。


介護従事者の6割超が、

利用者の心身の機能低下を認識していた。


調査は淑徳大の結城康博教授(社会福祉学)が5月4~17日、

インターネットで実施。


全国のケアマネジャーやデイサービスの職員ら503人が回答した。


内訳は、全国に先駆けて緊急事態宣言が出た7都府県が46・3%、

その他が53・7%だった。


調査によると、

在宅の介護サービスの利用控えが「多くいる」としたのは11・1%、

「一定程度はいる」が38・8%。

「いない」は17・7%だった。


それらの影響で、

心身の機能が低下している利用者が「かなり多い」としたのは4・6%、

「多い」は16・3%。

「多少いる」とあわせると6割で、7都府県に限ると7割にのぼった。


自由記述では

「自宅に閉じこもっているうちに転倒し、

自力歩行が難しくなった人がいる」

「社会から離れ、うつ状態になった」

「家族も疲弊し、介護ストレスから虐待も増えている」

といった深刻な状況が明らかになった。


結城教授は

「利用控えにより、今後、要介護者らが増えることも考えられる。

自治体などは、必要以上の利用控えをしないように呼びかけるべきだ」と話す。