Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生46)

2020.06.02 13:00

「廉‼️濡れるぞ」




通りをゆく隆二が突然廉の腕を掴み、自分の方へ引き寄せた。




「あ、すみません💦」




足元に大きな水たまりがあった。




「ちゃんと前見て歩けよ」




隆二は男らしい表情でそう言った。




「はい…」




気づくと隆二の腕の中にいる。




しばらくそのまま見つめ合った。




画廊を出てから、廉の心はずっとここに在らずだ。




大好きな人と二人っきりだというのに。




つくづく自分は妄想の世界にいるのが好きなのだと自覚した。




「飯、行くだろ?」




「…なんだか胸がいっぱいで」




「あんまり腹減ってないの?」




「ええ…」




「じゃあ、夜景でも見に行くか」




「…何処へ?」




「お台場」




隆二は廉の手を掴んだままでタクシーを拾った。




つづく