自然と共生
2020.06.03 03:22
自然の世界の中に生きていること自体、人問にとって自然とのふれあいは親しみ深いものです。例えば、植物の色や形だけではなく、小さな種から芽が出て、実が熟すということも驚きであり、神秘的な創造物であることを感じさせます。
歴史においても、人間は、自然を通して、多くの体験を積み重ね、そこからさまざまな夢を見、そして夢のままで終わらさず、何度もさまざまな研究を積み重ねてきました。自然の素晴らしさは、人間に一つの働きを呼び起こす力を持っています。さらに、人生の大きな方向付けとなることもあります。また自然の中で、人々は互いにさまざまな働きをし、協力しあうことによって、連帯感を深め合います。そして、その深い結びつきによる結果には、互いに喜びあうこと、人々の成長を励ましあうことがあります。
教皇フランシスコは、その自然に対して、人間の責任を呼び起こす方です。彼と共に自分の立場によって、心からよりよい自然の世界になるために協力致しましょう。
ロジェ神父
****************************************
教皇フランシスコは環境をテーマにした教皇フランシスコの回勅「ラウダート・シ」発表から、5年目を迎えた5月24日に同回勅についての考察を深める「特別年」の開始を告げられた。
この「特別年」は2020年5月24日から来年2021年5月24日まで行われる。
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2020-05/regina-coeli-anno-speciale-laudato-si-20200524.html
これを記念してロジェ神父様に「自然と共生」についてメッセージをいただきました。