Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

かたいパンを噛みきれなくて目を瞑る パリの子どもが恋をしている

2020.06.03 05:15

2020 5/4-5/28 <おやつどき 穏やかなパン>



本読むか お腹空くかしかやることがない

夜明け前 3時50分



チューニングする時みたいに気怠げな

手つきで機嫌を伺わないで



夜の解像度を上げる試みとして星たちの名を知り繋ぐ



もう一生 交わらないはずの人たちを一列に並べてパンをあげたい



ひらがなで書いたぷりんがふりんって読めたよ 午後は柔らかに甘い



「青が好き」って君が無邪気に言うからさ

薄いブルーのベレー帽をかぶる



概念として夏風を授かって

採集される受身な街



今寝たら朝が来ちゃうな 日曜にさよなら全部君のせいだよ



どうせなら やさしい人だけ靴を履き

会いたい人に会えたらいいのに



かたいパンを噛みきれなくて目を瞑る

パリの子どもが恋をしている