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ʻOluʻOlu

情報を選ぶ、遮断する、そしてお母さん

2020.06.03 10:29

ハワイ島に留学してからテレビのない生活が始まってからかれこれ5年くらい経つ。

それまで、テレビのニュースが私の主な情報源だったんだけど、

ハワイ島でみる、アメリカからの日本の姿と

日本からみる、日本の姿

アメリカからのアメリカの姿と

日本からみるアメリカの姿が全然違うなあって実感した。

昔好きだった人が、日本のニュースや新聞だけだと情報が偏っちゃうから、CNNを見るようにしている、という言葉を聞いて、当時はふーん、という感じだったけど、(すごい昔の話でインターネットがまだ全然普及していない時)難しいことが分からない私でも、情報って発信している立場や思想で全然違うし、人に与える影響力ってすごいな、と思うようになった。

今はインターネットが発達して色んな情報が飛び交う。

人は見たいようにその世界を見る、だから情報も受け取り方もその人のものになっていくと思うのだけれど、ここまで情報が多いと混乱してしまうこともしばしばあるかもしれない。


私は人が何かをきっかけに怒りが湧き出て集団で膨れ上がっていく姿がとても怖い。

多分、みんな怖いと思うけど。

自分の中にもその怒りがあるのが怖いし、人の中にある怒りも怖い。

何よりも集団でもう手が付けられなくなって暴走してしまったり、とてつもなく残虐になっていく姿が怖い。

みんなも怖いと思うけど。


何かのコミュニティで3人以上が一人の人を気に入らない、みたいな発言を聞くだけでも縮み上がってしまうくらい集団の場の流れが怖かったりする。


私は昔、人前に出るのが極端に怖かった。これは集団の人の意識の流れ、集団での持ち上げ方も、一方でとことん集団で冷酷になれるところなどが関係しているんだろうな、と思っている。なんだかこれは自分の過去生のトラウマみたいなものがあるんではないかと思っているのだけど、ヒーリングをするようになってだいぶ人前に出ることは怖く無くなってきた。

話が逸れてしまったけど、

ここ最近のニュースでそれを目の当たりにしてしまい、今朝はなんだかとてつもなく落ち込んで怖かった。

どれくらい気分が落ち込んでしまったかというと

母に電話してしまうくらい! 笑

4月に足を骨折して手術、入院していた母だけど、昨日は父と一緒に皇居まで自転車でサイクリングしたそうだ!28キロだって!

すごい!すごいよ!母!

近状など報告して、落ち込んでいることもしっかり話して元気付けてもらった。

いつも元気付けてもらってばかり。

私はいつも受け取ってばかりいる。


電話を切って、

一人一人、

かけがえのない存在

その一人こそが誰かにとってかけがいのない存在。

胸に広がった。


そしてきっと自分も誰かのその一人なんだろう。

なのにどうしてこんなことが世の中には起こるんだろう?

ずっと繰り返しているんだろう?


自分だって大なり小なり

同じことを誰かにしてしまっていると思う。

などと考える。

私の小さな胸のうちですら

誰かを裁き、批判している。

そしてそれは自分を裁いている、批判している。


なんてことをまたループのように考えても仕方がないので

お母さんに励ましてもらった

暖かい優しい心に焦点を当てて

今日は意識的に情報を遮断していました。


きっとこれからは人類みんな違う選択ができるってことを祈って。


その人自身でいることを選択できるようになるって

そのとてつもなく小さな日常の延長にある

自分自身に光を当てていくことだと思っている。

そして一人一人が本当に自分を表現できる世界、違いを認めて生きられる世界がくればいいな。

本当に些細なことだけど

読んでくれてありがとうございます