「宇田川源流」<現代陰謀説> 反中国の首脳を集めたG7の会合が新たな国連の基礎となるのではないか
「宇田川源流」<現代陰謀説> 反中国の首脳を集めたG7の会合が新たな国連の基礎となるのではないか
金曜日は陰謀説の日である。さて陰謀というのは「何か大きな目的の遂行のために影で動く」ということが一つの定義となる。当然にその陰で動く内容が様々な状況になるのであるが、その「目的」という言葉の中には、当然に、「利害関係が一致する」ということになる。
このように書いた場合、日本のスパイ映画などでは、その背景はほとんど見ることはない。基本的に日本で放映されている(日本でうt食ったわけではないので何とも言いようがないのであるが、放映されている回数が多いというのはそのような内容のスパイ映画が日本人の間では好まれているということに過ぎないので)スパイ映画の場合は、絶対的な命令者であるスパイの上層部があり、その上層部の命令を一人の諜報部員が苦労を重ねながら遂行するというような状況である。これは「007シリーズ」であっても、「ミッションインポッシブル」であっても同じ話なのである。
では、その上層部は「どうやって標的を決め、どうやってその標的に対する命令を作り出すのか」とか、そもそも「○○国と、○○国はどうして同盟であり、もう一つの○○国とはなぜ敵対しているのか」というような背景的な内容をしっかりと決めることはない。そのために、80年代の東西冷戦や、あるいは世界的なテロ集団などを題材に行うことになる。要するにその辺の背景のところを決める「政治劇」や「政治劇に含まれる陰謀」などは全く書かれないということになるのである。
さて、現在社会も映画の中と同じであり、もちろんその具体的な行動は異なる部分があるものの、おおきな構造は基本的には変わらない。「仮想的」または「潜在的仮想的」に対して「情報部が情報を収集する」ということは基本的な内容なのである。
そしてその前の段階、つまり「○○国と○○国は敵対している」という内容の作り方も、このようにしてできてくるのかということが見えてくる。
韓国・文大統領、G7への招待に「喜んで応じる」
アメリカのトランプ大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は電話で会談し、文大統領は、G7=先進7か国首脳会議への招待に「喜んで応じる」との考えを示しました。
韓国大統領府によりますと、トランプ大統領と文在寅大統領は1日午後9時半から15分間、電話で会談しました。会談を持ちかけたトランプ氏は、9月以降に延期されたG7首脳会議について、「古い体制で現在の国際情勢を反映できない」と改めて強調。G7に韓国とロシア、オーストラリア、インド、さらにブラジルを加えた「G11やG12に拡大する方法を摸索中だ」と述べたということです。
これに対し、文大統領は、「喜んで応じる。防疫と経済の両面で、韓国ができる役割を果たしたい」と述べ、出席する意向を示したということです。(02日00:54)
2020年06月02日 06時12分 TBS
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-680450/
G7に露招待、英は支持せず「再加入を正当化する証拠ない」
【ロンドン=広瀬誠】ロイター通信によると、ジョンソン英首相の報道官は1日、米国が提案した先進7か国(G7)による主要国首脳会議(サミット)へのロシアの招待を、英政府は支持しないと表明した。
報道官は、2014年にロシアがウクライナのクリミア半島の「編入」を宣言し、当時の主要8か国(G8)から追放された経緯を指摘。「ロシアの再加入を正当化するような、行動の変化を示す証拠をまだ見ていない」と述べ、米国の提案に異を唱えた。
2020年06月02日 10時30分 読売新聞
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-680635/
「G7」とは「Group of Seven」のことで、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの七カ国の会議のことを言う。2020年のG7は開催国がアメリカであり、そして、6月10日唐6月12日までの予定となっている。
さて、アメリカはこのG7の枠組みの中にロシアと韓国を招待した。まあロシアに関しては1998年サミットから2014年のロシアによるクリミア・セヴァストポリの編入までは、ロシア連邦もサミットに参加していたため、G8(ジーエイト)と呼ばれていたことがあり、今回のような世界的な問題が発生した場合には理解できないことではないが、なぜ韓国まで入れたのであろうか。
このように考えると、「韓国」が入っていることからなかなか面白い状況になる。ロシアならば「強大国が、コロナウイルスに対抗する」というような状況であるが、韓国は「強大国」とは言えない。ではどのように考えるのか。
単純に「コロナウイルスに対策する」ということは、現在の流れであれば「中国起源説を肯定し、世界拡散とその被害に対して中国に責任を取らせる」ということになる。まさにその「中国に対して責任を取らせる」という場合に「中国に味方するのはどこか」という踏み絵をさせなければならない。まさにG7がその場になるということが考えられる、というよりはその確率がはるかに高いということになるのである。
このG7に中国が招待されないということそのものが、「反中連合」であり、梅雨語句を自分たちのグループであると認めていないということになる。まさに「連合国と枢軸国」の対立の芽がここに入っているというような状況になるということになるのではないか。まさにそのような状況が、今回生まれている。
韓国は、相変わらず頭のよろしくない国なので、その意味を全く理解しないで参加表明をしている。基本的にそのようなことがわからないというのはなかなか楽しい話である。経済を中国に依存しながら「反中連合」の中に進んで入ってくるというのは困ったものである。経済構造を今後変えるつもりなのであろうか。
一方中国と親しいドイツは、今回のG7に対しての不参加を表明している。まさにこのG7のことがわかっているということに他ならない。一応「コロナウイルス対策」といっているものの、実際には、ドイツはヨーロッパの中でコロナウイルスに対する対策はほとんど終わっていると宣言したものであり、克服したのにかかわらず「コロナウイルス対策で参加できない」というのは、興味深い内容なのである。
このように考えた場合、今回のG7の内容は様々なことを考えながら見てゆかなければならない。単純にG7n会合だけではなく、それに伴って行われる首脳会談、そして、首脳と一緒に同行する人々の会合がどのような方向性を見てゆくのか。ある意味で、ここで世界情勢が決まってゆくのではないかという気がする。