緊急紹介:グリーンブック #blacklivesmatter
おはようございます!
先日で一回区切りをつけた、オススメ映画をご紹介する
#おうちシネマ
本日久々にお届けします!
今日は1本の映画を通し
今、問題となっているこの話題について話して行きたいと思います。
#blacklivesmatter
最近よく見るハッシュタグですが
これは
「黒人の命にも価値がある」という意味。
ん?
当たり前のことですけど?!
それをなぜ、声だかに叫ばなくてはいけないのか。
今回の発端は2020年、5月25日に起きた事件。
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで白人警察官が黒人のジョージ フロイドさんを自問後、膝で首を抑え続け(約9分間)、結果、フロイドさんは窒息により死亡。
その警察官とそのときいた他の警察官たちへの処分には疑問が残る。
この後、ミネアポリスでデモや暴徒化した抗議活動が起こり、それが全米に広がっている。
この事件を知った時に思い出したのがこの映画でした。
グリーンブック
あらすじ(公式HPより引用)
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
2019年日本公開
アメリカ
ピーター・ファレリー監督作品
2019年アカデミー賞等多数受賞
まず
タイトルになっている
「グリーンブック」とは?
”1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。”(HPより引用)
このストーリーは実話を基にしています。
黒人差別が色濃く残るアメリカ南部へ
黒人のミュージシャンが
白人の護衛(マネージャー?)を引き連れて旅をするロードムービー。
根明なイタリア系白人のトニー。(もともと黒人に差別意識がめちゃくちゃあった。)
対して、
いかにも何か闇を抱えまくってそうな黒人ピアニスト、ドクターシャーリー。
正反対の性格の二人のやりとりがとっても面白い。
と同時に、当時の残酷な黒人差別の現実が胸に突き刺さってきます。
劇中の音楽が素晴らしいです。
ドクターシャーリー役のマハーシャラ アリの演技、すごい好きです。
当時の様子や出来事を伝えながらも、映画だからこそ表現できるエンターテイメントさも、しっかりとある素晴らしい作品でした。
そもそも
黒人差別はその昔からあり
今に始まったことじゃない。
そして今回、問題になっているのは
警察官による黒人差別。
ちょっと映画とはポイントが違うかもしれないけれど
白人社会の黒人差別、という点で紹介させてもらいました。
アメリカに長い時間をかけてすっかり根付いてしまった黒人への差別。
未だ何も解決されていないどころか
こうした悲しい出来事が今もなお続いている現代社会。
そして、このような出来事が「珍しいことではない」という恐ろしさ!!!
一体、どうしてこんなことに?!
でも本当に恐ろしいのは
こんなことを偉そうに書きながら
自分の中にもどこかに静かに潜んでいる差別意識・・・
一体、どこから、いつから、そのような意識が自分の中に有るようになってしまったのか・・・?!
どうして肌の色で人に点数をつけてしまうのか?
色が白い方が色が黒いあの人より偉いのか?
じゃあ、色が黒いってだけで白より何が劣っているのか?
命まで奪うとはどれほどよ?
命に値段がつけられるとしたら
白人の命のより
黒人の命の方が安いの?
んなわけないっっ!!!
白人
黒人
黄色人種
混血
何に属さない人たち
・
・
・
何が違っても
同じであっても
1人1人の命の価値の重さは同じ。・・・
そこに差があっては絶対にいけない。
あるとしたら・・・
直していかないと。
私たちは本気で社会を、
私たちの心の中にある差別意識を、
一人一人が変えていかなくちゃいけない。
団結。
UNITE
but
平和的に。
暴徒と化してはいけない。
みんながモヤモヤしている気持ちを
暴力という手段は使わず
平和的に発言することは可能。
もっといい世界を作っていかなくちゃ。
*追記:抗議している人たちと、暴徒化している人たちはどうやら違う人たちのようです。
このような状況を利用して悪さを働いている「犯罪者」との情報ゲット。
最後に追記・・
大好きな街、ミネアポリスが
1日も早く平和に包まれた街に戻りますように・・
亡くなられたジョージ フロイドさんのご冥福をお祈りいたします。