町と田舎のはんぶん
私が住んでいるのは、東京の郊外で、場所のわりに緑が多い地域です。
川も近くにあるので、散歩にはもってこいの立地です。
住むにはまずまずの場所です。
が。
物心ついた時から、ずっと田舎に暮らす事が夢で…
もっと圧倒的な自然に埋もれて暮らしたい❗️
が、その夢は、まだ実現していません💧
なので、せめて田舎気分を味わうために、数年前から貸し農園に通っています。
貸し農園にもいろいろなタイプがありますが、私が借りているところは、農家の方が基本的に管理しており、植えるものも農家の方が決めます。
収穫のタイミングなどについては、農家の方から「今月末までに収穫をしてください」と指導があり、
その後の土の手入れは農家の方がやってくれます。
各自でやるのは、植え付け後の手入れと収穫くらい。
最初は「なんだ。自由にできないじゃん」なんて思ったけれど…
今から思うと大正解。
始めてみると、フルタイムで仕事をしながら、畑の手入れをするのは結構大変。
仕事で疲れて、週末はダラダラしたい…なんて時にも、体に鞭打って行かなきゃダメ。
で、行かなきゃ、行かなきゃ…と思っているうちに週末が終了しちゃって…
2週間ぶりに行くと大変な荒れようになっていたり😱
「手入れと収穫だけ」でも、こんなに時間も手間もかかるんだ…と知りました。
私は基本的には外仕事が好きなので、畑に出るのはOKなのですが、
家から出るのが億劫になりやすいタチ。
数年続けているにも関わらず、毎年、危うく耕作放棄地になりかけてます💦
もし、これを全て自分の責任で、選んで、植えて、手入れして、収穫して、土作りをして…とやっていたら、
多分、一年目で挫折して、「私にはムリなんだわ…」とイジけて辞めていたかも知れません。
自由度はなくても、難しすぎない作物を選んでくれるので、収穫まで漕ぎ着ける率も高いし、
複数の種類を同時に取っ替え引っ替え育てるので、年中野菜が手に入ります。
もう出来上がっている畑の土が、どんなにありがたいのかを実感しています。
いつか、本当に自分の家庭菜園を手に入れた時に向けて、いい練習になっています。
「いつか…」が来たときのために、準備はしておきたいですね😊