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トランペット奏者 大友拓哉ウェブサイト

ロングトーン

2020.06.05 10:09


ゆるーーーい投稿が続きました。

今日はトランペットネタを挟みたいと思います。


本日は皆大好きロングトーン。


え?あまり好きになれない?


安心して下さい。僕もです。



そんなあなたが、明日から即使えるロングトーンの質が爆裂に上がるポイント3選をご紹介致します。



結論から申し上げると


①遠くをイメージ

②音型は四角

③理想の音色をイメージ


上記3つを強く意識できた上でロングトーン半年やるのと、しないでやるのとでは成長率が大きく異なります。

解説していきましょう!




①遠くをイメージ


ロングトーン=自然でまっすぐな音が理想です。


遠くをイメージすると自然と力が抜けた状態でまっすぐ音が伸ばすことができます。


車の運転と非常に似ています。


教習所に通っていた頃、初めての路上。


センターラインのないバス通り。恐怖しか感じない訳です。


とにかくまっすぐ走ろう。思えば思うほど、意識は手元のハンドルへ。余計な操作が増え、結局まっすぐ運転できないわけです。

教官から一言。



「大友さーん。まっすぐ運転する情報は手元にはないよー(笑)」



当時は大分カチンときましたが、今なら分かる気がします。ありがとう野○教官。


大分脱線しましたが、ロングトーンする時は遠くへ、自然でまっすぐな音が広がる意識してみましょう。


①音型は四角


音は目に見えない分、脳内でしっかり図形としてイメージすると良くなります。


出だしが破裂しても、後押しになっても基礎としてはNGです。


表現の一つとして上記の音形が要求される事もありますが、なってしまうのと意図してやるのは説得力が異なります。


伸ばしている音、音の終わりも同様です。

(下図NG例)


音の始まりから終わりまでが四角形のように均一の音色、音型になっているか気を付けてみましょう。


③理想の音色をイメージ


これが本日最大にして最強ポイントです。

ロングトーンの目的は『理想の音作り』です。


理想の音の有無が1年後の明暗を分けると言っても過言じゃないです。


街中で流れていたあの音、大好きな先輩のあの音、なんでもOKです。


理想の音色を脳内にガンガン響かせて、レッツトライ。


具体的であればある程良いです。その人になりきりましょう。


それでも上手く行かない時は、新鮮なイメージが不足している可能性大。


演奏会や、プロのレッスン、CDや動画などで鮮度の良いイメージをインプットしていきましょう。




いかがでしたでしょうか!


上記にも書きましたが、最も大切なポイントは③です。


普段の生活の中で、街中で流れているBGM、テレビやゲームの音

意識の範囲を広げてみましょう。


理屈抜きで『良いなー!』と思う音を沢山脳内にストックし、音色のアイディアにしておくと最強になれます。


上記3点、練習する際にちょっぴり思い出すだけでも効果あると思います。

是非お試しください!


それではまた!