心と身体の関係
心と体が関係しているのはどなたもご存知のことですが、思っている以上に体は心に影響します。
例えば、起こりっぽい、不安、満足感がない、幸せを感じられないなどは、体の不調が原因となっている場合があります。
最近活動が多すぎて疲れていませんか?
季節の変化で体調を崩していませんか?
消化の調子が落ちていませんか?
寝不足ではありませんか?
このようなことが一つでも当てはまると、以前と全く同じ環境であっても上記のように心が満たされない状況が起こることがあります。
例えば、消化力が落ちると、やる気が出ない、だるさ、風邪をひき易くなる、満足感がないなどを体験します。私も以前消化力が激減していた時は、ちょっと人混みに出かけただけで、風邪を引いていました。消化が落ちると免疫力まで低下してしまいます。
アーユルヴェーダでは食事が最終的に消化されると「オージャス」と呼ばれる物質が生成されると説明しています。これは免疫の基となるものでオージャスの多い人は見た目でわかります。目がキラキラしていてまさに「輝いて」います。
ですから消化が不十分になるとオージャスがうまく生成されず、免疫が低下してしまうのです。
出来立てで温かい消化の良いものをとり、休息を多めにとることによって徐々に消化は良くなっていきます。もちろんあまりひどい時はお医者さまに相談することもお忘れなく。
「怒りっぽい」ときは、ピッタ(アーユルヴェーダの代謝の質)が乱れている時もあるので、日光にあたりすぎない、暑すぎる環境は避ける、刺激物(食事や刺激の多い娯楽など)を避けることも有効です。
「不安」な場合は、ヴァータ (アーユルヴェーダの動きの質)が乱れている可能性があるので、休息を多めに取ることを心がけると良いでしょう。
いずれにしても規則的な生活、バランスの良い食事、十分な休息が回復の近道です。
心と体はとても密接に関係しているので、どちらも大切にしたいですね。
心の側からのアプローチはぜひTM瞑想をご活用ください。