無為自然
http://nosto.livedoor.blog/archives/5961611.html?fbclid=IwAR0JF_MSUulNYBURXsjuW1UDm0pjuPn0JxeO95wv8nuaHbjkERnVqm7uTfI
新型コロナウイルスーPCR検査の精度、PCR検査が増えない理由 より
2020年04月30日
PCR検査のウソ
すでにFBでは何度も書いているが。
たまには真面目に書いてみていいだろう。コロ珍が増えていると日々報道されているが、増えている理由は当然ながら検査数が一気に増やされ、PCR検査をされているからである。さらにいうと抗体検査などもウイルスの時には用いられるが、そもそもこのPCRや抗体検査でウイルス感染を同定しようという考え方が、ウソそのものであると言っていい。これは陰謀論ではなく初歩的な科学である。
PCRはウイルスのRNAを検出するという建前で行われているが、残念ながらコロ珍だけを特異的に抽出して検出するものではない。え?と思う方は自分で調べればよい。つまり他のウイルスでも陽性になることがわかっている。そもそも人間の体の細胞を取って培養しているが、その中には多数のウイルスが入っている可能性があり、そのどれを拾っているかはわからない。何のRNAを拾っているかはわからない。
御用の感染症研究所でもPCRは偽陽性が多い旨が書いてある。
陽性になったからといってコロナとは限らないということで、むしろコロ珍以外である可能性が高い。
ちなみに検査キットには
インフルエンザウイルス
アデノウイルス
マイコプラズマ
クラミジア
その他でも陽性になることが記載されているとか。
ちなみに抗体も非特異的なたんぱく質を検出するもので、ほかのウイルスでも陽性になる。さて、ここで世界におけるインフルエンザ、アデノウイルス、マイコプラズマなどの主要な肺炎の患者数を考えてみればよい。もともと定期的にこれらのウイルス感染では死者が出る。これらのウイルス感染で肺炎になる場合も多い。間質性肺炎になる場合も当然ある。味覚障害になる場合もある。つまりどういうことか。
新型コロ珍がいないということではないが、世界で報道されているコロ珍の多くが、コロ珍ではない可能性があり、死因も違う可能性があるということだ。コロ珍は増えているというが、もともとこれらのウイルスを拾うのであれば、ずっと増え続けていくのは必然ということだ。何度も言うがこれは純粋な科学的考察であり、多くのことは感染研究機関や検査キットにも書いてあることだ。
これら全部を拾っている可能性を考慮すれば、見せかけコロ珍が収束するのは、その他の肺炎がすべて収まりやすくなる時期=暑い時期に入らないと難しいということである。医学や感染や免疫の場合、情報よりも基本のほうが重要である。情報コレクターや陰謀論マニアを見たら嘘つきだと思ったほうがよい。陰謀論は現在の状況では非常に参考になるが、現実はもっと複雑になっていると思ったほうがよい。
いずれにしろすべての人間はウソつきである、ということだ。ヤラセの意味が分からない奴隷民は今後生き残っていくのは困難だろう。
出典:うつみん(内海聡)のブログ
【医師解説】全員にコロナウイルス検査をしても意味がない理由
感度:感染症にかかっている人を検査し、陽性になる確率。
特異度:感染症にかかっていない人に検査し、陰性になる確率。
例えば、感度90%、特異度80%という精度の高い検査でも陽性が感染者である確率は45%です。
https://youtu.be/cmI_6UGHXRI
なぜ検査を受けられない? PCR検査とは 専門家が解説
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない日本で、深刻な課題となっているのが“検査難民”。
今、検査を受けたくても受けられない人が、全国で続出している。
新型コロナに感染しているかどうかを判定するPCR検査。
このPCR検査とは、どういったものなのか。
まずは、患者の鼻に綿棒を入れて、粘膜やたんなどを採取する。
採取したあとは、それを厳重に管理して検査機関に運び、ウイルスが特有に持っている遺伝子情報が見つかるかどうかで陽性か陰性か判断するというもの。
感染症にくわしい、医師の久住英二さんに話を聞いた。
加藤綾子キャスター「これは、ほかの病気でも使われる検査なんでしょうか?」
医師・久住英二さん「感染症という点では、冬にはやる子どもが起こすRSウイルスとか、はしかや風疹の検査にも使われますし、がん細胞の遺伝子を検査するときにも遺伝子を増やす目的でPCRは広く用いられています」
加藤綾子キャスター「このPCR検査をめぐっては、検査が行われる数が少なすぎるのではないかという声が上がっているんです。日本では、最新のデータでは1日およそ900件にとどまっているんですが、一方で韓国はどれくらい行われているかといいますと、およそ6,000件と日本と大きな開きがあるんですよね。これには当然『政府の対応が遅いのでは?』、『子どもが検査できないのは困る』といった親御さん世代からの声も出ているんですよね。この900件よりはもっとできるのに、なんで検査をしないのか。これに対して久住先生はこうお答えになっています。『“医学的には”ほぼ必要なし』。この医学的にはという言葉がついていますが、これはどういうことでしょうか?」
医師・久住英二さん「まず、この検査をして診断をつける目的が何かということなんです。残念ながら、今、新型コロナウイルスの特異的な治療薬、いわゆるインフルエンザに対するタミフルのような特効薬がないんです。ですから、診断しても診断しなくても治療の方法というのは変わらないんです。基本的には治るのを待つしかない。その間、点滴をしたり呼吸器を使ったりとなります。一方で、今後は治療薬が見つかってくると、診断をするメリットが出てくると思います。そして今、PCR検査は感度、100人患者さんがいたら、そのうち何人を見つけられるかという点では、50%くらいでしかないんです。ですから検査して反応が出なかった、じゃあ違いますとはならないし、幸いこの検査はこの反応が出たけども実は病気じゃなかったという確率が低いんですが、検査って万能ではないんです。その検査を症状がある方に行うというのは許されると思うんですが、無症状の方まで全員が受けることになってくると、すごく混乱を招いていてしまう。陰性だったから会社行って大丈夫かといったらそうじゃないので。そこの知識を、皆さんは十分お持ちではないので、そこが理解いただかないうえで検査だけやってしまうと混乱を招いてしまう」
加藤綾子キャスター「絶対検査しなくてはと、不安に駆り立てられるほどではないということなんですね。この検査自体が」
フジテレビ・風間晋解説委員「検査の数の違いですが、日本と韓国ですが。韓国は確かにいっぱい検査をやってますけど、大邱(テグ)の急速な感染拡大の防止にはつながってないわけですよね。そこはひと言指摘しておきたいなと思うところです」
医師・久住英二さん「検査をすれば感染症がおさまるわけではない。もちろん、検査で誰が感染してます、その人は出かけないでくださいという対応はできるんですが、検査だけをするということはあまり意味がないです」
この動画では精度は50%程度と言われています。
岩田健健太郎氏:陽性反応だった方が感染していない(疑陽性)方はほぼない、陰性反応だった感染していないとは限らない。精度は60%~70%程度。
※他の医師の見解も含めて考えると感度は95%、特異度は80%、精度は50%ぐらいと思われます。
新型コロナウイルスと戦う、県内の医療現場を取材したシリーズ3回目は、「PCR検査と医療体制」です。PCR検査は、検査場所を増やす方向で話が進んでいます。しかし、医療現場からは、単純な検査数の増加には慎重な声もあがっています。
県内では今、保健所に、毎日数百件の新型コロナウイルスに関する問い合わせがあり、職員が対応に追われています。相談の中で多いものの一つが、PCR検査に関するものです。
<芝田信晃記者>「PCR検査がどういったものなのか、実際に受けてみたいと思います」
<中東遠総合医療センター・伊藤裕司医師>「鼻から検査をするんですけど、鼻だけ出してもらいます。口はふさいだままにして、正面に立っちゃうと、(ウイルスの飛散を)受ける可能性があるので、後ろからでもいいんですが、横からやります」
採取した検体は、溶液が入った容器に入れ、専門の検査機関に送られます。結果は、早ければ当日から翌日にかけて出るということです。
<芝田記者>「インフルエンザの検査を受けるような感覚で、すぐに受けられてしまいますね」
<伊藤医師>「鼻の奥の鼻腔と、喉の奥と検査ができるが、報告上は、鼻の方がウイルス量が多いだろうといわれているので」
こうしたPCR検査は、希望するすべての患者が受けられるわけではありません。実は、PCR検査の精度は、高くても70%と言われています。逆に、少なくとも30%の人は、感染していても陰性と診断される可能性があるのです。病院は、検査だけを急ぐことで、本当は感染しているのに、「陰性」というお墨付きを得たと勘違いする、「偽陰性」の人が増えることを心配しています。
(救急救命センター外来)「ファイルに患者さんのお名前とトリアージの問診票の紙が入ってくるので」
救急の外来です。発熱の患者が来た場合の対応について、実演してもらいました。
<看護師>「こんにちは。看護師の青木です。きょうは、受診のことをいろいろ聞かせてください。いつぐらいから、どういう状況だったか教えてください」
<患者役の看護師>「3日くらい前から発熱があります」
<看護師>「ご家族とかで調子の悪い方や、出張した方や近くからきた方はいらっしゃいますか?」「ちょっとお部屋を、お熱ある方なので、移動させていただきますね」
発熱や咳などに加え、感染者との接触があったかも聞きます。PCR検査をするかどうかは、患者の症状が重い、もしくはその可能性があるかが重要だといいます。無症状や軽症の場合は、自宅待機を勧めることもあります。
<中東遠総合医療センター・宮地正彦院長>「コロナの場合は、軽症者まで入院させる、管理するというところに、非常に病院が難しくなる、(医療)崩壊を早めてしまう状況があります」
県内の感染症指定医療機関は10しかなく、対応したベッドの数も限られています。軽症の患者でベッドが埋まり、本当に治療が必要な重症患者が、入院できなくなる事態を避けなければなりません。
<松島暁医師>「新型コロナウイルスの肺炎の方、重症の方を見るのは当たり前の話です。ですけれども、例えば、心筋梗塞であるとか、脳卒中であるとか、大けがであるとか、そういった方々も一緒に診る。普通に救命が必要な患者さんを診られないというのは、これはまさに医療崩壊。この時期だから仕方がない、というのは、やはり許されるものではない」
<宮地院長>「私たちは、最後はみなさんを絶対に助けます。心配しないでいただきたい。悪くなった時に受診していただければ、ちゃんとそこで検査して、コロナであれば適切な治療をしていきます。ですので、不安にならないで、自分のすべきことをきっちりやっていきましょう。私たちは、私たちのすべきことをきっちりします」
新型コロナウイルスと戦うための病院の資源には限りがあります。今のところ治療薬がない、この難敵に打ち勝つためには、私たちの行動も試されることになります。
<PCR検査の現状と課題 「検査可能」なぜ増えない?> 医療現場・保健所の人出不足②最初の条件(37.5度以上が4日続くなど)にこだわっている
ポイント部分 https://youtu.be/dW2WOJpSgcg?t=3
東京・世田谷区で、単身赴任の50代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染して、死亡したことがわかった。
男性は保健所に電話しようとしたが、つながらずその後、死亡した。
PCR検査の結果が出たのは、亡くなったあとだった。
PCR検査をめぐっては、コロナ対策推進室の職員が感染し、所管する西村康稔経済再生担当相が、念のためPCR検査を受けたことが、ネットでやり玉に挙げられる騒ぎも起きている。
これについて、西村康稔経済再生担当相は「危機管理の観点から医師と相談し、自費でPCR検査を受けました」と話した。
PCR検査を受けられる人と受けられない人について、別所氏はどう考えているのか。
別所哲也氏「市民のレベルで考えると、PCR検査を受けたいのに受けられない。保健所も一生懸命やってくださっているでしょうけど、パンクしている。こういう気持ちから考えたら、なぜ優先されるのかと感情的になってしまうことはわかります。ただ、危機管理というところで、ある程度の立場の方々がPCR検査を必要とするのであれば、法律を決めるなり、ルールを決めておく。自費であればいいということではなく、これはむしろ公費でもいいと思います。公費であっても危機管理の観点から許される人は誰で、そしてどのような手続きを踏めばいいのかということを、堂々と情報公開されるような仕組みが必要だと思います」
昭和大学医学部客員教授 二木芳人氏「やはり、パンデミック(世界的大流行)と戦う時は、ある程度新しい治療法、診断法もしくはワクチンができた時に一挙に普及することは難しいです。社会のインフラを守る・治安を守る、あるいは医療従事者というふうに順序を決めて提供していくので、このようなオペレーションですと、こういった責任者の方が若干優先されることは仕方ないと思います」
世田谷区の50代の男性についてはどうだろうか。
昭和大学医学部客員教授 二木芳人氏「4月9日にようやく医師からの紹介された保健所でPCR検査を受けたということですよね。おそらく、その前に症状があったのではないか。そこで保健所に連絡したが、つながらなかった。決して保健所もサボっているわけでもなく、業務が多すぎて、なかなか対応ができないというのが現状だと思います。それからもう1つは、PCR検査をしても結果がでない、返ってくるのに時間がかかる。世田谷区の男性も、2日目以降にPCR検査の結果が返ってきているわけですが、PCR検査は本来半日で結果が出ます。PCR検査をしてもらうこと、その結果が早く返ってくるということを改善しないとこのようなことが起きます」
風間晋フジテレビ解説委員「この男性は明らかに、正直に保健所に連絡しようとして、保健所が十分に機能していなかったという結果でした。世田谷区は、電話回線を3本から6本に倍増したということですが、都内の保健所はどこもパンク状態。それなのに、行政が『まずは保健所へ』というのはどうなのかなと思ってしまいます。3月6日からPCR検査の保険適用が始まっています。PCR検査は、オンライン診療経由のチャンネルをメインにして、その保健所の負担を軽減したうえで、保健所の体制を立て直すべきではないかと、わたしは思いました」
こちらについて、二木先生はどう考えているのか。
昭和大学医学部客員教授 二木芳人氏「基本的には保健所がやっているのは、いわゆる行政検査ということで、地方衛生研究所ですとか、感染研究所などでやっておられるわけで、ここのキャパシティがなかなか増えないというのが問題です。それで、ようやく保険診療で認められようになりましたので、一般のいわゆる民間の検査会社が参入してきています。ですから、ようやく最近になって医師会さんがPCRセンターを作って、そこで検体を取るようにして、少し検査を積極的にできるような体制を作られつつあります。ただ、やはり検体を取れても、さっき言ったように、なかなか検査をするというキャパシティが上がってこないので、どうしても検査の結果が遅れるというところに悪循環があるのだと思います」
PCR検査は、なぜ受けられないのか。
街では、今回亡くなった世田谷区の50代の男性や西村大臣のPCR検査について、さまざまな意見があるとみられる。
(PCR検査が受けられないことについてどう思いますか?)
30代女性「それは本当に怖いですね。保健所に電話がつながらなかったら、どうしようもない。不安でしかない。医療崩壊じゃないですけど、結構大変な事態になっていると思っているので」
40代男性「検査の体制っていうのが、いくつかの枠組みがあったほうがいいかもしれませんよね」
50代女性「PCR検査を受けたいって言った人は、全員受けられるようになるといいなと思いますね。国の中枢を支える方は先に検査するってのはわかりますが、ここで何かこう命の重さが量られてるのかなっていう気はしましたね」
40代女性「皆さんやっぱり同じ気持ちで怖いんだと思いますし、一刻でも早く検査を受けたいなという気持ちはわかります」
「電話がつながらないのは、やはり不安しかない」など、一刻も早く受けたい気持ちもあるとみられる。
4月14日にPCR検査数について取り上げた時は、実現可能数は、およそ1万2,800件だった。
4月25日の時点では、さらに増え、1万5,555件となっている。
では、実際にどれぐらい検査が行われているのかというと、4月16日から25日までの間で一番多い日が9,357件。
さかのぼっても、まだ1万件を超えた日はない。
実現可能な数が増えているのに、なんで検査する数が増えないのか。
昭和大学医学部客員教授 二木芳人氏「検査をするための機械とか試薬とか、そういうのは日本全国で1万5,000あり、それが無駄なくやれればそれだけできるんですが、当然地域にもばらついていますし、もう1つの問題点はそれを操作する人がいないから。車の運転者がいないというところがあります。だから検体を取っても、それが検査されて結果が返ってくるまで先ほどの人もそうですけれども、時間がかかることが1つの問題ですね」
前回このテーマのときも、二木先生は、検査が増えない理由について、医療現場や保健所の人手不足、そして最初は条件にこだわっていた。
嗅覚障害や異常があっても、検査条件に入っていないためと話していた。
あれから2週間近くたち、状況はまだ変わっていないという。
昭和大学医学部客員教授 二木芳人氏「結局、保健所がやる検査はどうしても重症の人を見つけて、そういう方を地方に回すという方針は変わっていないのです。ただ、先ほどから出てくるように、比較的軽い方とか従来の定義に合わない人でも、新型コロナウイルスの感染を疑わないといけない人が最近はっきりしてきました。ですから、そういう人たちを検査するために、最近、医師会さんがPCRセンターとかいうのを作られて、そこは保健所とは別ルートで検査をされるようにしています。医師が検査した方がいいよという方はそこに行くんですね。そこから、いわゆる民間の検査にまわります。ここのキャパシティが、確か3,000~4,000ぐらいはあると思います。少しずつ変わりつつありますけれども、一気にこの数を2倍、3倍というふうには、なかなかいかないので、いくつか考えられていることがあるというのが現状です」
風間晋フジテレビ解説委員「僕はゲームチェンジャーが必要だと思っていて、政府は今までに簡易検査キットの開発に何回も言及しているんですよ。安倍首相も3月中をめどに号令したこともあるわけですが、あれはいったいどうだったんだろうと思ってしまいます」
別所哲也氏「まさにゲームチェンジャーという意味では、例えば保健の先生とか看護師とか、点滴や採血できる人が権限を許されてできるようにするとか、受け皿の調べる方々も含めて考えるべきだと思います」
PCR検査の拡充と、そのための環境整備をする必要がある。