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名画を読み解く

【名品145】「春」アルチンボルド

2023.03.12 12:00

【ルーヴル美術館の名品150選145】。アルチンボルド。連作「四季」全4枚。。季節の植物・野菜・果物が人物を作る。多様なものが作り出す全体。少年。若者。中年。老年。季節の流れと人間の人生が重ねられる。多様性・調和・時間。正しい政治についての思索が込められる。

一つずつ観察。春。顔のまわりが花。服が若草。それぞれ目・口もと・耳のあたりが面白い。歯はスズラン。顎はバラ。耳飾りもバラ。各場面胸元に飾りをつけています。ここではアヤメ。春は無垢な若者です。

(ジュゼッペ・アルチンボルド作「春(連作『四季』)」、1573年、パリ、ルーヴル美術館、RF1964-30、0.76×0.63m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
(ジュゼッペ・アルチンボルド作「夏(連作『四季』)」、1573年、パリ、ルーヴル美術館、RF1964-31、0.76×0.64m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
(ジュゼッペ・アルチンボルド作「秋(連作『四季』)」、1573年、パリ、ルーヴル美術館、RF1964-32、0.77×0.63m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
(ジュゼッペ・アルチンボルド作「冬(連作『四季』)」、1573年、パリ、ルーヴル美術館、RF1964-33、0.76×0.63m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
(ジュゼッペ・アルチンボルド作「春(部分、連作『四季』)」、1573年、パリ、ルーヴル美術館RF1964-30、0.76×0.63m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)


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