世の中には善人もいれば、悪人もいる
世の中には、善人もいれば悪人もいます。だからこそ、人間の集団と呼べるのかもしれません。
映画やドラマも善役と悪役がいるからこそ面白いストーリーになると思いませんか?
私たち自身の中に良い心と悪い心が共存するように、他人を単純に善人・悪人に分けることはできません。複雑な心理や行動を持つのが人であると、認識しておいてもいいかもしれません。
ですから、たとえ悪人に出会ってしまったとしても、そのことに驚いたり戸惑ったりしていてはどうにもなりません。
強い信念を持って、一本の方針を貫き通し、たとえ騙されたと思っても、自分を反省し、二度と繰り返さないように注意する生き方こそが、先を見据えた動き方になるでしょう。
ひとつひとつの仕事において、用意周到に細心の注意を払って、相手に騙されないように、大きな損失を被らないようにすることが、社会人の現場においては必要です。
あまりにも大きな利益を求めることや、小さな努力で大きな成果を得ようと思うときには、必ず大きな落とし穴が待っている可能性を持つべきでしょう。
リスクを考えるのであれば、大きな利益を目指せば目指すときほど、リスクも大きくなるものです。
だれでも新入社員の時は、失敗してもあまり影響のない簡単な仕事を与えられ、慣れてくるに従って、徐々に重要な仕事が与えられるようになります。
目の前の仕事をいい加減にこなすことは、次の仕事で失敗する大きな要因になります。
常に余裕をもって、仕事を片付け、やりきっていきましょう。
そして、次の、もっと大きな仕事に向けて「さあ来い」といった気持ちで、迎え入れるように構えてみてはいかがでしょう。
余裕を持たず、中途半端な考えで仕事をしていると、いつか大きな落とし穴にはまることになります。
そういう失敗を起こさないように、私たちひとりひとりが真剣に仕事に打ち込み、善悪を見分けられるような、賢いビジネスパーソンになっていこうではありませんか。