「宇田川源流 日本万歳!」 日本人の死亡率の低さは国民の民度のレベルの差であるということを誇りを持つべき
「宇田川源流 日本万歳!」 日本人の死亡率の低さは国民の民度のレベルの差であるということを誇りを持つべき
毎週月曜日は「日本万歳!」を書いている。日本万歳というのは毎週月曜日になると、昨日までの休みから、これから一週間働かなければならないというような、いわゆるマンデーブルーになってしまい、自信が失われてみたり、なんとなくいやになったりして里舞う多くの日本人の皆さんに対して、日本人はこんなに素晴らしいということをお知らせして、同じ日本人であることを誇りに思い、日本人として頑張っていただきたいというようなことを考えて行っているのである。
実際に、6月になってコロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、まだコロナウイルスがくすぶっているにもかかわらず、だれが乗っているかわからない満員電車に乗ってラッシュを経験すると、ふとコロナウイルスの恐怖にさいなまれることがあるのではないか。まさにそのコロナウイルスの恐怖に打ち勝ち、そして、仕事のプレッシャーをはねのけ、仕事をする。そしてそれらのストレス発散のためにあまり夜遊びをすることなく(夜10時でだいたいの居酒屋は閉まってしまうので)家に帰るというような生活を毎日行っているのである。その中で不満を言うこともなく(内心は思っているにしても)また、アメリカや香港のようにデモを起こすわけでもなく、規律正しく自分の与えられた仕事をこなしているのであるから、日本人は本当に素晴らしいと思うものである。
そのことは、現在一日の感染者数が20人程度で「増えた」という発表になっているのである。日本人の場合、「第二波」ということを言っているが、実際のところ、ワクチンがあるわけでもなく、また、治療法があるわけでもない状況の中で、そのような密集した電車に乗り、そしてその電車に乗ってきた人々と会社という「三密」の中にいて仕事をしていながら、それでも夜遊びなどをしないことによって、少ない数の感染者で済ませている。
もちろん感染してしまった人が悪いとか、油断をしているというのではない。感染者が同じような生活をしている人の中にいながら、それでもしっかりと感染をしないで、頑張っているのが日本人の姿なのではなかろうか。
麻生副総理 死亡率低さを指摘「国民の民度のレベルが違う」
麻生副総理兼財務大臣は、4日開かれた参議院の財政金融委員会で、日本での新型コロナウイルス感染症による死者数はほかの先進国と比べて少ないと指摘したうえで、その理由について「国民の民度のレベルが違う」と述べました。
このなかで自民党の中西健治氏が外出禁止など海外のような対策を取らなかった日本の新型コロナウイルス対策の評価を尋ねたのに対し、麻生副総理兼財務大臣は、「死亡率を調べてみると、人口100万人当たり、フランスが228人、アメリカが824人、イギリスが309人、日本は7人だった」と述べ、日本の死亡率は低いと指摘しました。
そのうえで麻生大臣は「おまえらだけ薬を持っているのかと海外からかかってきた電話でよく言われたが、『お宅とうちの国は国民の民度のレベルが違うんだ』と言うと、みんな絶句して黙る」と述べました。
そして「国民が政府の要請に対して極めて協調してもらったということだと思う。海外から見れば、緩いお願いレベルでもこれだけ効果が上がったということは、誇りに思わなければいけない大事なところだ」と述べました。
2020年6月4日 22時35分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200604/k10012458671000.html
蓮舫氏、麻生氏の“民度が違う”発言に怒り「貴方はどれだけ偉いのでしょう」
立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が4日、自身のツイッターを更新。麻生太郎財務相の発言に対して怒りをぶちまけた。
蓮舫氏は、日本の新型コロナウイルスによる死者数が欧米に比べて少ないのは「民度のレベルが違う」からとする麻生氏の発言を報道する記事を引用し、「貴方はどれだけ偉いのでしょう、麻生大臣」と吐き捨てた。
さらに「国籍を問わずコロナ感染症で亡くなった方、そのご家族のお気持ちに寄り添わず、『民度』の違いとの認識を国会で披露。日本の財務大臣発言として海外に発信されてほしくない」と怒りをあらわにした。
6/4(木) 19:15配信スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/2056e54453b541f766e3e940e56fa66b46c921e1
さて今日の「日本万歳!」は、まさに、その内容である。
国会の答弁で麻生太郎財務大臣は、他の国の感染者数や死者数との違いに関して「民度のレベルが違う」といい、なおかつ、「国民が政府の要請に対して極めて協調してもらったということだと思う。海外から見れば、緩いお願いレベルでもこれだけ効果が上がったということは、誇りに思わなければいけない大事なところだ」<上記より抜粋>ということを言っている。
実際に、SNS上を見ても、安倍首相への批判も含めて「政権がよいのではなく日本国民がよかった」などの意見は散見される。もちろん、日本国民が素晴らしかったということを否定するつもりはない。しかし、ある意味で、その日本国民のすばらしさを見越して「お願いレベル」しかしなかったという政権は、ある意味で、日本国民をよく知り、そのうえで必要以上のことをしないという選択をしたことになるし、また、日本国民はそのような「余計なことをしない」政府をしかk理と選んだということに他ならないのである。つまり、「政権だけがよくて国民が悪い」ということも「国民だけがよくて政権が悪い」ということも双方ともに全く成立しない。民主主義とはそういうものであり、国民が馬鹿ならば政権がばかになり国が滅び、国民が素晴らしければ、多少物足りなくても政権がそれだけ素晴らしいところが選ばれることになり、そして、その結果として現れることになるのである。
このような結果を残した政権に対して、立憲民主党の蓮舫議員は「国籍を問わずコロナ感染症で亡くなった方、そのご家族のお気持ちに寄り添わず、『民度』の違いとの認識を国会で披露。日本の財務大臣発言として海外に発信されてほしくない」<上記より抜粋>ということを言っているそうである。しかし、日本人は、当然に、自粛要請だけでコロナウイルスをしっかりと抑え込み、少なくとも第1波を排除したことは間違いがない。そして、その時に特別なワクチンを使ったわけでも治療法を使ったわけでもなく、他の国とほぼ同じ条件で同じようにコロナウイルスに対処し、自粛生活を我慢しながらもその中で楽しみを見つけ、自分たちの生活を維持してきた。その結果に対して「日本人が誇りに思うことは何が悪いのであろうか」とう疑問をなぜ持たないのであろうか。
日本人が、日本人が我慢し、そして日本人が耐え忍んで克服した結果をもって、それを誇りに思うことが何が悪いのであろうか。全く理解ができない。日本を必要以上に負の感情にさせるつもりなのであろうか。そして、日本人は他よりも優れたことをしても誇りに思ってはいけないというのであろうか。そのようなことがあるはずがない。日本人は少なくとも現段階においては、世界に誇る国であり、そして、その公衆衛生観念や手洗いの習慣、そして、自粛生活の知恵など、様々な「ノウハウ」を世界に示し、そして、世界各国がそれをまねしてコロナウイルスを克服するように持ってゆくべきであり、このように誇りに思うことを禁じ、そのノウハウを後悔しないことこそ、恥ずべき行為なのではなかろうか。
そのように考えれば、「誇りに思う」という人を政権側に選んでいる日本人こそ素晴らしいのである。
ああ、日本人に生まれて本当に良かった。