南留別志292
2020.06.06 08:45
荻生徂徠著『南留別志』292
一 神代(かみよ)といふ事は、死したる人をば、神にまつりたれば、今は神にまつりたる人の代といふ事なるべし。神武帝の時にいへる詞なるべし。
[解説]「神代」とは、神武天皇より前の時代を指す。「じんだい」とも。神の治めた時代という意味だが、徂徠は異説を唱え、後世にその人を神として祀るようになった、その人の時代であるとして、あくまで神ではなく人が治めた代とする。
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一 神代(かみよ)といふ事は、死したる人をば、神にまつりたれば、今は神にまつりたる人の代といふ事なるべし。神武帝の時にいへる詞なるべし。
[解説]「神代」とは、神武天皇より前の時代を指す。「じんだい」とも。神の治めた時代という意味だが、徂徠は異説を唱え、後世にその人を神として祀るようになった、その人の時代であるとして、あくまで神ではなく人が治めた代とする。