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Oimachi Act./おい街アクト

ディランの「ドントゥ・シンク・トゥワイス」をスティーブ・ヤングが唄うと、とんでもなく深味がある

2020.06.09 03:00

ヒットしなくても、

人気が出なくても、

素晴らしいミュージシャンが

アメリカは広いだけに沢山いる。


そんな彼らの歌や音楽を

聞くことができるのは

CDやネットのYouTubeの

素晴らしい価値である。


ウッディ―・ガスリーに

憧れたスティーブ・ヤングは

放浪のシンガーソングライター。


たどり着いた

街の女性と恋をして別れ、街を去る。

そんな生き方を

何十年やっているのだろうか?


彼に関する情報が限られるので、

多くは語れないが、

その音楽を聴くと想い出すのが、

日本の山本シン。

彼は今は大阪あたりで

ライブに出演しているようだ。


「No Place To Fall」を

60年代後半に初めて聴いた。

このアルバムの中に収められている

ディランの

「ドントゥ・シンク・トィワイス」が

一番訴えかけてきた。

あらゆる同曲を

多くのミュージシャンがカバーしているが、

スティーブ・ヤングのこの曲は

ズバ抜けて寂しく、切なく、男っぽく、孤独感が漂っている。


アレンジがカッコ良く、

ギターが郷愁あふれ、説得力がある。

「くよくよするな‼」と

自分に唄いかけている。

「流れ者」「さすらい人」「旅人」である

故に生活観が特異なのだ。


だから、こんなに人の心を

揺さぶるのだろう。