夢見る夢子
飽きっぽい私らしく、せっかく立ち上げたサイトは数日でほったらかし。
外出自粛期間中、本屋にも行けなかったので手元にある本や教材の見直しをしていたが、特に教材は買って数日分やって、そのままほったらかしのものが実に多い。
することがなかったのでこの2~3ヶ月、英語の勉強を毎日4時間ぐらい続けていた。おかげでほったらかしの問題集などをかなり片付けた。我ながらやればできる子なんだと驚くほどサクサクやっていた。
全て過去形の表現になっているのは、今、かなりあやしいところにさしかかっているから。
なんとか今も2時間から3時間は勉強を続けているが、だんだん心が折れそうになってきている。記憶力は減退の一途をたどっているし、語学はちょっとやったからといって急激に伸びるものでもない。表に成果が現れないのに努力をし続けるのはなかなかきびしい。
楽しみながらと言う人もいるが、地道な努力は正直、そんなに面白いものではない。面白いのはその基礎ができあがったうえでの活動だろう。
なにせ力が足らないところが多すぎる。だからいろいろな分野に分けて教材を決めてやっているが、特に語彙は苦手だ。でも中級以上になってくると語彙数が上達の決め手になってくる。
今、自分を私が好きな冬の木々に例えている。冬になると木々は葉を落とす。そして潔く枝だけの美しい姿をさらしている。だが、その内側は次の春への準備のために日々めざましく活動しているのだ。そして春がやってくるとやわらかな新芽をその堅い枝の間から一斉に吹き出す。冬の間、木々は決して眠っているのではなく、むしろどの季節よりも忙しく働いているのだ。
今、私は自分の内側で春のための準備をしている。
もう少し自由に表現できるように。
もう少し広い世界に渡るために。
だから今が我慢のしどころ。
わかってはいるのだけれど、やっぱりもっと手っ取り早い方法はないものかと思ってしまう。根っからの怠けものだからね。
そのくせ、あと2~3年で英語がなんとかそこそこいけたら次はスペイン語を・・・と夢見ている。モドリッチのスペイン語を聞いていると巻き舌音を出していないけれど、相手は通じているので巻き舌音が出せなくてもきっと大丈夫なんだと思う。英語とスペイン語ができれば世界をかなり自由に回れるはず。
本当に私は夢見る夢子だ。