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外反母趾

2020.06.08 11:38

外反母趾。


多くのご相談も受けますし、知らないうちに軽度の外反母趾になっておられる方も多いです。


症状としては、

母趾が飛び出ているため、靴に当たって痛い

関節がこすれて痛い

足の裏や内側にタコができる  

などです。


外反母趾の状態などは、皆さんイメージできると思います。

ですので、今回は原因を中心に書いていきたいと思います。


①靴があっていない

足に合っていない靴、ハイヒールにより母趾に圧力が集中し外反母趾になる。

このような場合は、靴の選択を間違わなければ解決します。

また、骨の飛び出ているところだけ、靴をストレッチャーと呼ばれる機械で伸ばすこともできます。

次に、足や身体の使い方が原因で外反母趾となるもの。

このようなものに関しては、根本を改善しないとどんどんと悪化していってしまいます。


②扁平足傾向

扁平足傾向の場合、土踏まずが低下しているため、足裏全体を使えず、足の内側を中心に体重が移動していきます。

そして蹴り出しの際は、足の指先まで使えず、母趾の付け根あたりで蹴り出すこととなります。

そのため、母趾が靴や地面に押しつけられることになり、痛みが出ます。

扁平足傾向の外反母趾の場合は、横アーチの低下も見られますので、青丸の部分に

圧力が集中してタコなど皮膚が硬くなるのも特徴です。

このような場合は、原因である土踏まずの低下を防止し、横アーチをしっかり支えることで

圧力の集中を緩和すると共に、指先まで力が加わるようにします。

青丸部に集中している圧力を、足裏全体で支えてあげることで症状は楽になります。

③ハイアーチ傾向

外反母趾というと皆さんは先ほどあげた、扁平足の症状を思い浮かべますが、逆のハイアーチの方でも

外反母趾になる可能性があります。

扁平足は足の内側が低下しますが、ハイアーチの場合は足の外のアーチが低下して起こります。

外側のアーチが低下すると、その横の3つの赤い骨も外側に引っ張られてしましまいます。

ですので、ハイアーチの方が歩くと足の外側を中心に体重移動をしていき、足先で蹴り出す際も

外に逃げる力がかかるため、母趾にはねじる力が加わることで、外反母趾が進行していきます。

こういった場合は、まず外のアーチの低下を防止し、外に体重が逃げないようにします。

その上で高い土踏まずをサポートしてあげることで、踏み出し時の母趾のねじれを抑制することで症状は

楽になります。


このように、外反母趾という表面上の症状は同じでも原因が反対だったりするのです。


ですので、ハイアーチの人に扁平足仕様の外反母趾のインソールを製作してしまうと逆に体が外に逃げてしまって

さらに外反母趾が進行してしまうことがあります。


また、扁平足仕様の外反母趾のインソールであっても、横アーチの位置があっていないと圧力がさらに集中することになることもあります。


足も千差万別なら、靴の種類も数えきれません。

ですから、外反母趾の方は既製品ではなく、オーダーメイドインソールをお勧めします。


Fit Insole なら、しっかり足形を診断し、バランスを見て、インソールを製作します。

また、納品時もきっちり効果が出ているか確認し、さらに調整して納品します。

このような、宣伝みたいなのは好きではありませんが、仕事は丁寧です。

気になる方は、是非ご相談下さい。