新型コロナで、健康アプリ・フィットネスアプリのDL数が1.5倍に
アメリカ・サンフランシスコを拠点とするモバイルアプリ調査会社のSensorTowerは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって健康志向が高まり、健康管理アプリやフィットネス用のアプリをダウンロードする人が増えている、という調査結果を発表しました。
2020年第2四半期はまだ1カ月ほど残っているにもかかわらず、アプリのダウンロード回数が約6億5600万回となり、前年同期比が過去最高の47%増だそうです。
一年前と比較して、約1.5倍もの人が健康アプリ・フィットネスアプリをダウンロードしている訳ですから、相当な健康意識の高まりですね。
ダウンロード数が増えた理由としては調査元のSensorTower社によると、新型コロナウィルスの感染拡大によって起こった外出自粛や都市封鎖(ロックダウン)で自宅から離れられなくなった人が、自身のライフスタイルや健康管理、エクササイズについて考え直したからだそうです。
健康管理や運動強化で、自身の免疫力を高めたいと考える人が増えているひとつの現象ともいえそうですね。
これはスマートウォッチの市場でも同じような変化があったそうです。
2020年第2四半期における健康管理&フィットネス用アプリの売上高は、これまでのところ3億2850万ドル(約359億6090万円)で前年同期比13%増だそうですが、これからさらに伸びそうですね。
2020年に入ってからダウンロード回数と売上高を特に大きく増やしたフィットネス用アプリは「STRAVA(ストラヴァ)」というものだそうです。
STRAVA(ストラヴァ)とは、ランニングやサイクリング、スイムなどのスポーツ系アクティビティを記録し、様々なデータの分析を行ってくれる便利なサービス。
WEBでもアプリでも使え、アプリを入れたスマートフォンを持ってランニングすればGPS時計を持たなくても計測出来るという便利ツールです。
私は普段、Nike Run Clubアプリというものを使っていますが、STRAVA(ストラヴァ)も気になってきました笑
STRAVA(ストラヴァ)の今年5月のダウンロード回数は340万回で、1月に比べ179.2%増、4月に比べ9.8%増。売上高は640万ドル(約7億61万円)で、1月に比べ166%増、4月に比べ98.7%増とのことです。
こういうアプリなどを使うと、記録が積み重なり、運動を継続させるモチベーションの一つにもなりますので、オススメです。