Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

夫ラブ おハゲさんとおネコ

2020.06.08 19:32


30代の頃、フランスから熊本へ戻り、楽しくなく、ぱっとしない日々を過ごしてました


田舎なので、そろそろ結婚でも?という周囲の鬱陶しいお節介にも遭遇。


例えば、叔母とその叔母の知り合いとの会話


おばの知り合い 「〇〇の息子さんが、まだ独身でお嫁さんを探してるみたい」


叔母 「あら、うちの姪っ子も、35でまだお嫁行ってないから、その人にどうかしら?」


知り合い 「そうねぇ、年も近いし先方さんへ打診してみる」


その後 


知り合い「どうやら先方さん、お嫁さんにするなら、20代の女性がいいと言ってるみたい」


「あ〜〜、この男、腐ってるっ‼︎ 」

田舎の熊本で、中年の独身、それもお嫁さんは20代がいいという男の精神性。ここに居ては、見つかるはずがないと諦めてました。


38歳の頃、モヤモヤした全てを吹っ切るため1人フランス旅行へ出かけ、パリのお友達カップル宅へ4週間程居候。


仲良しのフラ女 「 日本はどうか知らないけれど、フランスで、私達の世代で、料理も掃除も洗濯も出来ない男なんて、男じゃないからね。」


合理的な考え方の彼女は、更に続けて力説します。


「女性と比べ、体力的にも男性の方が優れているから、男性の方が仕事も家事も多く働くのはあたり前よー。」


しっかり者のフラ女は、また諭します。「〇〇〇は、収入も安定し、話も面白く、家事も出来るからおススメ。」


※ シラク大統領の時、2002年で、フランスは徴兵制がなくなりましたが、徴兵制を受けた世代の男性は、ベットメイキングなどもキチンと出来ます。


私は彼と暮らし始め、彼のベットメイキングを見て、目がハートになりました。


私が独身生活から抜け出せたのは、このお友達の意見に耳を傾けたからです。


一般的にフランス人女性、外見(ハゲ)には寛容で、面白い人かどうかを重視します。




私の彼は、おハゲさんなのです。

写真の猫は、彼にめっちゃくちゃ懐いているよそ様のおネコです。





私の過去を何でも知ってるフレッド(姉のような存在)に、2人で写ってる写真を見せたら、即太鼓判。


オカマは第六感が冴えてますからねー。会わなくとも何かを感じたのでしょう。


45歳になった今、出会って7年弱、とても幸せですよ。今だに出会って3年くらいの感覚。


夫ラブ??? というより、年取ると1年がもう早くて早くて。(笑)