シンガポールのストリートピアノ/パブリックピアノ
[こちらから情報をいただきました♬]
Worldpianos.orgさんのサイトのイベントページです。ぜひこちらもご覧ください。
アジアにもストリートピアノ/パブリックピアノはあります。
中でも一番充実していると思われるのがシンガポール。東京23区より1割程度大きいと言われるコンパクトな国土ですが、このシンガポールの情報を集めたサイトには、30台超のストピ情報が掲載されています。
それぞれのピアノの写真、設置場所のGoogle Mapでのリンクもあり、便利です。
シンガポールでは、3人のピアノを愛する若者が2015年に始めた"Play It Forward"という運動をきっかけにストリートピアノが広がりました。
元々は、家庭で使われなくなって埃を被ってしまっているピアノが多くある一方で、ピアノを弾きたくても弾ける環境がない人々も多くいるというミスマッチを少しでも解消したいという思いで、古いピアノを寄付で集め、デザイナーによるペイントを施してストリートピアノに生まれ変わらせたのがきっかけとのこと。
Play It Forwardのウェブサイトはこちら。
ただ、こちらに記載のストピ情報は2018年以降更新されていない可能性があるので、ご注意ください。
最初に載せたPublic Pianos in Singaporeのウェブサイトには、Play It Forwardのピアノに加え、病院や大学に設置されたピアノもカバーしています。
中でも、ION OrchardというショッピングモールにあるSteinway&Sonsのショールーム("Steinway Gallery")入り口にあるグランドピアノは、Steinwayの看板を背負う一台。大きなSteinwayのサインの下でぜひ演奏してみて欲しいものです。
Steinwayショールームのウェブサイトより。この写真に載っているピアノが一般に公開されているようです。
Public Pianos in Singaporeのウェブサイトより。Steinway Galleryについての情報が載っています。
2020年6月9日現在、シンガポールへの短期滞在者の入国(トランジットを含む)は認められていないため、これらのピアノを楽しむことができるのようになるはもうしばらく先になりますが、渡航制限が解除されたら、トランジットの間に数台を弾く、というのも夢ではないかもしれませんね!