第5回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
今年最初の集い1月11日のわかちあいの会から(新型コロナ感染症拡大の影響下で)実に5カ月ぶり、第5回 星のしずく*自死遺族の集いを、先日6月7日に開催しました。
参加者は16名。
うち『星のしずく』初参加の方は10名ということで、少し緊張した雰囲気の中、『どなたをいつ頃亡くされたのか』という自己紹介から始まりました。
事後、まだ本当に日が経っていないご遺族から、……数ヵ月、やっと一年……数年経った方々まで、様々なご遺族がいらっしゃいましたが、今の気持ちなどを含めた自己紹介で一巡した後は、特に線引きをせず二つのグループに別れて更に踏み込んだトークタイムに入りました。
心無い言葉をかけてくる知人友人親族についてのお話。
動物を飼って気持ちが和らいだ、猫も犬も人間の気持ちが分かるなど、アニマルセラピーにも通ずるお話。
『その時の状況』……
自分は同時刻何をしていたか。
どこまで誰に自死の事実を話しているか。
苦しい時間、どのように耐え凌いでいるのか。
事後、メンタルだけでなく身体にも現れた具体的な症状についての話題にも触れ、大切な人の自死が、遺された者にどれだけの影響を及ぼすのか、その悲しみの大きさ深さをあらためて感じるほどでした。
『まさか……死ぬなんて』という信じられない思い。
衝撃、苦しみ、悲しみ、絶望、自責……ときに怒りも。
複雑に絡み合う感情。
その怒りでさえも、他界した大切な人への『愛ゆえなのだ』
恥ずべき死ではない。
善い人だった。
優しい人だった。
おもいやりに溢れている人だった。
まわりに迷惑かけても生きていて欲しかった。
なぜこんなことに?
話題は尽きません……。
会の最後には、1月の集いから始めてみた、その場で出来る軽いストレッチをして、閉会とさせていただきました。
閉会後、会場外でのクールダウン茶話会は、今回は特別もうけませんでした。
(任意で各々の判断で、希望があればそれぞれにということで)
緊急事態宣言解除から、やっと再開できた会へ参加してくださった皆様、ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした(^^)。
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7月には手のり地蔵づくりを予定⇒アートワーク詳細・確認
次回【第6回】星のしずく*自死遺族の集いは、9月に予定しています。
会場など詳細については決まり次第お知らせします。
お気持ちが向きましたらご参加ください。
お待ちしています。