5.25(水)【トークイベント】恵比寿・amu
少しのことばと絵で伝えられること
――きむらゆういち×石戸奈々子
恵比寿にあるamuでは、5月25日(金)に「きむらゆういち試行錯誤作品展」(5月20日〜25日)の開催を記念して、絵本・童話作家のきむらゆういちとamu代表・石戸奈々子によるトークインベント「少しのことばと絵で伝えられること」を開催する。
「きむらゆういち試行錯誤作品展」(5月20日〜25日)の開催を記念し、絵本作家・きむらゆういちさんとamu代表・石戸奈々子のトークショーを行います。大人気絵本を生み出してきたきむらさんのストーリーづくりについてうかがうことから、私たちの日常に欠かせない「伝える力」のヒントを探っていきます。
絵本は、なぜあれほどの少ないことばと絵で、その世界に引き込み、感情を揺さぶり、何度でも読みたくなる力を持っているのでしょうか。子どもだけでなく、大人も魅了してやまない作品があります。まさにきむらゆういちさんの「あらしのよるに」は、舞台や映画にもなり、絵本の域を超える力を持った作品です。そんな作品の秘密を作者のきむらさんと一緒に紐解いてみましょう。
ふだんの生活の中で、話を創作したり絵を描いたりする機会はそれほど多くはないはずです。それでも、自分の考えなど人に伝えるシーンはたくさんあるはず。今回のイベントでは、絵本を優れたストーリーテリングとしてとらえ、いかに少ない情報で人に伝わるコミュニケーションができるのかを探ってみたいと思います。
人とのコミュニケーション、文章を書いてみたとき、ビジュアルをつくってみたときに、伝えようとすればするほど情報が増えていくことはありませんか? 絵本がこれほど少ないことばと絵で伝える力を持っている秘密を知れば、きっと私たちのコミュニケーションもさらに伝わるものにできるかもしれません。
【プロフィール】
きむらゆういち
東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。
『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。 同作品は映画化、アニメ化もされ、東宝映画版では脚本を担当。同映画は、「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。
『オオカミのおうさま』(偕成社、絵・田島征三)で第15回日本絵本賞受賞。
絵本・童話創作に加え、戯曲やコミックの原作・小説など広く活躍中。著書は600冊を超え、数々のロングセラーは国内外の子どもたちに読み継がれている。
石戸奈々子
(いしど・ななこ)NPO法人CANVAS理事長、株式会社デジタルえほん代表取締役、慶應義塾大学准教授、amu代表。東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、子ども向け創造・表現活動を推進する NPO「CANVAS」を設立。これまでに開催したワークショップは 3000回、約35万人の子どもたちが参加。実行委員長をつとめる子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人を動員する。その後、株式会社デジタルえほんを立ち上げ、えほんアプリを制作中。総務省情報通信審議会委員などを兼務。
著書に「子どもの創造力スイッチ!遊びと学びのひみつ基地 CANVASの実践」、「デジタル教育宣言 スマホで遊ぶ子ども、学ぶ子どもの未来」、「デジタル教科書革命」など。
デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。
peatixにてお申込み
・開催日程:2016年5月25日(水)
19:30〜21:30(開場 19:00)
・会場:amu
・参加費:無料
・ゲスト:きむらゆういち(絵本作家)
・聞き手:石戸奈々子(NPO法人CANVAS理事長、株式会社デジタルえほん代表取締役、慶應義塾大学准教授、amu代表)
・定員:40名
※ご参加の際は、必ず開催元に直接お問い合わせください。
※ご不明な点は、開催元にお問い合わせください。
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