Chinacoのときめき片づけ体験記
2016.05.23 10:00
ときめき片づけをして、自分の人生が大きく変わりました。
すぐに気づくお部屋の中の変化にもびっくりしますが、時を経てじわじわと「そういえば、私、変わったな、、、、」ということもたくさん。
こんにちは、ときめき片づけコンサルタントのChinacoです。
「自分が片づけをして変わったこと・気が付いたこと」を
レッスンを受けた方によく聞きますが自分の体験を発表してなかったな~と反省しまとめてみようと思いました。
つらかったカテゴリーやその後の変化など思いつくままですが、これからときめき片づけする方の不安を少しでも払拭できたらいいなと思います。
◆衣類のときめきチェック編◆
◇ときめく服がない人生だったことに気づく
お洋服のときめきチェックをして、ときめく服がほとんどなかった時の悲しみやむなしさ。
わかります。わかりますよ。
私は実はときめく服がないのをうすうす気づいてはいたけれど実際にぜんぜんないのを目の当たりにすると、私の人生なんだったんだろ、、、ってものすごく落ち込みました思いまた。
毎日好きでもない職場に好きでもない仕事をしに好きでもない服を着ていく、好きでもない私。
その事実を確認する作業なんて、誰だって本能的に拒否しますよ。
ときめく服さえ持ってない、ときめかない自分。
その烙印を自分で押すわけですから。
◇仕事へ行くための服、なるべく安いオフィスカジュアル
PCに向かって作業することが多かった私は素材やデザイン的に肩が凝ったり、作業しずらい服は土日のプライベート用に回していました。
安いとはいえオフィスカジュアルを買ってしまったから、休日用の服を買う余裕はありませんでした。だから平日も休日も好きでもない、着心地さえイマイチの服を着ていたわけです。
長年だましだまし、後回しにしていた、できれば知りたくない事実を目の当たりにするのが怖くて怖くて、、、。服のときめきチェックをする前は、先生に向かって荒ぶりましたよ。
「だって!だって!全部お別れしたら明日から会社へ着ていく服もなにも一枚もなくなっちゃうんですよ!!」
だからときめきチェック中は、私だって皆さんと同じようにこう言ってました。(独り言で)
「ときめくかときめかないかって言ったらときめくわけではないけど、この一着がなくなったら会社に着ていく服がなくなるわけですよ。だからときめかないけど、まだ残しておきます。」
ときめかない!とはっきりわかる服より、ときめくとは言えないけど便利な服こそがときめきチェック最大の敵ですね。
金銭的にすぐにときめく服一式に買い換えられる人なんて一握り。
だから、片づけ当日中に全部を手放さなくて(捨てなくて)もOKです。
お金を稼ぎに行く服が一枚もなくなったらときめく服が買えなくなりますからね。(笑)
ときめく服はクローゼットへときめく配置で並べ、「ときめかないけど今は着る服」はひとまとめにしてやっぱりクローゼットへ置いておきました。
必要に迫られこのひとまとまりの中から着て行くこともあったけど、
でも「残念だけどこれはときめかない服」とわかって着て行く日の心地悪さといったら。
◇じゃあ、なんで今までときめく服を買わなかったんだろう?本当の理由は?
ときめく服がなかったとわかって、じゃ~なんで買わなかったんだろう?と考えてみました。
答えは“本当にときめく服はお値段が高くてとてもとても買えないから”。
それが正直なところだし、紛れもない事実。
安い服しか買えないんだから仕方ないじゃない、、。そう思っていました。
ときめかなかったほとんどの服、ワンシーズン程度でさよならする服、、。
1900円のカーディガン、900円のカットソー、、、何のために、誰のために買ったのかわからないこの服たちは結局私に何をもたらしたんだろう?
まとめればときめくカットソーや1万円台のTシャツなんかも買えそうな金額です。
同じ値段でときめく服だって探せばあったんじゃないか?そもそもなんでこれを買った、、?
結局「それでいいや」で選んできてしまったんだ、ということに気が付きました。
しかも「それでいいや。“そんな私には”」という恐ろしい条件付きで、、、!!
そこでやっとわかりました。
今までときめく服を買わなかった本当の理由は「“そんな私には”ときめく服はふさわしくない」と判断していたからだと。
服を買っても着ても処分してもモヤモヤしていたのはそこを見ないようにしていたからではないかと。
◇「今から私はときめくモノだけに囲まれて生きるんだ。」
ときめく服だけを着るときめく私。
理想の暮しの私は絶対そうなってるはず。その時の私と今の私は同一人物!
So、Just Do It、NOW~~!!!( ←テンションがアガッた感じをお伝えするためにやや盛っています。)
そうして徐々にときめかない服を本当に本当に手放すことができるようになっていきました。
◇残った数枚の服でどう生きていくのか?
残った服は本当に少なくて、これが二ホンのトウキョウに住む女性の服の数なのか?とかわいそうになってしまうかんじでした。
それに、残った服たちは目にしても手にしても「ワクッ♪」となるものではあるものの、夏のワンピや水着や激ゆるカジュアルなものばかり。
仕事に着ていけるようなものはほとんどありませんでした。
でも、もうそれしかないんだから、どうにかして着て行くしかありません。
残った服をなんとかアレンジしてオフィスカジュアル仕立てにしたり、あれこれ工夫を強いられる毎日に。
必要は発明の母とはよく言ったもので、必要に迫られ今まで考えもしなかった組み合わせができたり、あれ?いける?みたいな新しいコーディネートを発見することが多々起こりました。
しかも残った服たちはときめくものだけ。好きだし着心地がよかったりするので仕事中も「ワクッ♪」としたまま仕事ができることを発見しました。
◇仕事用の服にもときめいていい
ときめく服を着ているとオフィスでもリラックスできるし、動きやすいからか仕事もはかどります。
今まで「仕事用の服、仕事用の私」と切り離していたけれど、いつも「心地が良くてリラックスしていて元気で自分でもときめく私」でいればいいんだと思うようになりました。
仕事中でも「ときめく服を着ている私」は私をときめかせました。(微妙にわかりずらいですね)
◇ときめくけど買えない・ときめかないなら買わない
しかし相変わらず、ときめく服は高くて買えないし、買える服はときめきが少ないという現実に、なす術もなく何も買えずにいました。
が、同時にときめく服をオフィスでも着ざるを得ない状況になって、不便もあったが、やがて心地よさのほうが上になっていました。
洗って清潔にしてれば同じ服を毎日着ていても、自分が毎日ご機嫌のほうがいろいろとうまく行く事に確信を持ち始め、服が少ない恐怖が薄らいできました。
するとある時「あ。無理せず払える金額の中で一番ときめく服を選べばいいんだ」と今考えると全くフツウのことに気がつきました。(なぜこんな当たり前の真理に気づかなかったのか謎です)
ときめかなければ、安くても選ばない。
ときめいても、今払える金額を超えてるものは選ばない。
ときめいて、しかも今払える額の服を選んでもときめくものだけになるんじゃない?
そう思ったら買い物も楽しくなって、無理せず、へんなプレッシャーもなく、ときめくモノを選べるようになりました。
ときめくものにときめくプライスで出会ったらうちに来てもらい、うちのみんなと仲良くしてもらう、それが今の私の買い物スタンスです。
◇そして今、、、
相変わらず服の数は少なくて、ときめく服は高すぎて買えないことが多いです。
でも、「買わなきゃ!」とあせったり、「買っちまった」と後悔すことはほとんどなくなりました。
もう少しあったほうが洗い替え的にも“ときめく枚数(※)”になるのもわかっているのですが、焦らずその服とのときめく出会いを楽しみながら待っています。
(※今は“適正量”を下回って少ないので持っている服の“数”にはときめいていない)